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9月, 2017の投稿を表示しています

マツダCX8「期待の3列も強敵が多い!?」

マツダの新しい戦い  いよいよマツダから話題の6/7人乗りプレミアムSUV「CX8」が登場しました。マツダにとっては久々の3列シート車の登場で、ここ数年の間にマツダに興味を持ってくれたユーザーとはやや違った客層にマツダ・クオリティは通用するか!?   2012年のデザインコンセプト転換から、従来の輸入車ユーザーから熱視線を受けるようになったみたいですが、果たして今度は輸入車ユーザーとは違って「本物の良さがわかっている」トヨタユーザーの注目を集めることができるでしょうか!? 輸入ブランドから乗り換えが多く出たから、トヨタからはもっとごっそりと客がゲットできる!!とマツダが軽く考えていたらおそらくビアンテの二の舞におわるだろうな・・・と思っていましたが、なんかやたらと気合が入ってますね。   ビアンテの時は、トーションビームのエスティマに対して、マルチリンク装備を謳っていましたけど、ディーラーの人もその説明は全くユーザーには通じず、結局は値引き勝負してた・・・と当時の「自虐」を語ってました。上級のサスを贅沢に使っているのに「なんでエスティマよりも安くなるんだ!?」って話なわけです。   それから10年が経過し、時代もすっかり変わりました。TNGA車を次々と生み出しているトヨタのモリゾー社長は「トヨタの開発車には、トーションビームは使わない!!」という方針を打ち出したとか。TNGAでトヨタがマツダが信念で使ってきたマルチリンクに匹敵するダブルウィッシュボーンを使い、マツダの設計を踏襲した!?わけではなく、従来の欧州向けトヨタ車に使っていたDWBがTNGAに採用されたようです。 『マツダ方式』が市場を覆っているが・・・   トヨタがゴルフに対抗するために欧州カローラの初代モデル(カローラランクス)に採用したDWBは、当時欧州で人気だったシビックのアイディアをパクったらしい。世界のCセグでも早い時期から高性能車向け装備だった4輪独立懸架を世界へと拡大しのが、ホンダ、マツダ、スバルなどバブル期の日本で二流だったメーカーで、2003年の5代目VWゴルフもその流れに対抗できずに、日本式Cセグの設計をパクリます。   マツダが信じた方法がトヨタでもVWでも使われるようになった!!アルファードもハリアーもカムリも、マツダのファミリア/アクセラ基準のサス...

スズキ・スイフトスポーツ 「欧州ワイド版ベース&トルコンATもあり!!」

     スイフト・スポーツを指して「スペシャルティカー」と称するのは多少語弊があるかもしれないですけど、『スペシャル』という言葉には、どのブランドにとっても「クルマ好き」を徹底ターゲットにしたモデルを指す熱さがある。自動車技術が日進月歩だった60〜90年代ならば堂々たる『スペシャルティカー』市場が存在したけども(売れないモデルもたくさんあった)、最近ではこのジャンルに参入してくるモデルは激減(絶滅!?)しています。   スペシャルティカー市場において、商品性を高めることは、そのまま「新たに何を付加したか!?」というストレートな回答になります。とってもわかりやすい市場だからこそ、多くのユーザーを惹きつける!!この市場が活発だったなんていい時代だなー。「このブランドはこれだけの付加価値を持ってます!!」という技術水準を見せつける・・・『スイスポ』はそういう意味では、かつての『ホンダS600』『スバル1000』に触発されて『toyota2000GT』『コスモスポーツ』『いすゞ117クーペ』などが作られた60年代の空気を持ったクルマだと思います。   本体価格が200万円以下だからといって侮る人も中にはいるでしょう。今となっては「価格」が最も分かりやすい基準なのかもしれません。しかし1200万円もする某輸入メーカーのスポーツモデルは、北米では550万円くらいで買えたりします。まあ価格ってそんなもんですよ。特に右ハンドルの日本価格なんてのは、価格をわざと高く設定し誤認させる!!なんて手法が取られています。マスタングの並行輸入で右ハンと左ハンでは全然価格が違うじゃん!!   スイスポに関しては価格ではなくて、スズキが開発に費やした想いを、どれだけ推し量れるかが大事だと思います。最もスイスポに限った話ではないですけども。その想いを具体化するならば、スイスポにどのような独自技術が使われ、他のモデルとどのように差別化が計られていて、世界の複数の市場でどのように評価されているか!?これを総合的に判断する必要がありますが、余計なことを言うと、日本のカーメディアはしばしば情報を捻じ曲げるんですよ!!これが健全なクルマ文化の成長を阻害しているのでは!?   「Bセグ」という決められた枠組みの中で、日本でもドイツでもイギリスでもライバルと比べて全く引けを取らな...

アウディA5 「フォーシルバーリングス復活の予感!?」

クルマであれこれ考えたくない人向け!?   「クルマなんてなんでもいい」・・・って言うのは簡単ですけども、現実に当てはめると色々と障害があります。「なんでその服を買ったの!?」って言われたら、もう着なきゃいいだけの話ですけども、「なんでそのクルマに乗ってるの!?」って言われたらキツイなー。   失礼を承知で書きますけど、軽自動車やBセグコンパクトカーなら「高速道路で危ないじゃん!!近所を走るための老人のクルマかよ!!」ってなりますし、ビルトインガレージもないのに高級車や高級スポーツカーを選ぶのもなんか違う気がする。家族がたくさんいるなら3列シートなんでしょうけどもね・・・。あとはSUVくらいですけども、これはなんだか周りに流されているようで、一番「なんでそのクルマ?」の一言が強烈に刺さりそう。C-HRとか・・・。   『プリウス』と発売されたばかりの2代目『リーフ』。合理性の名の下に、両雄が理想を追求した2台なんでしょうけども、なんだか巨大資本の戦略にそのまま乗っかってしまっている感が・・・。新型リーフみたいに「欧州のプレミアムセグメントと同等の静粛性!!」とか追求されちゃうと、いよいよ他のブランドを選ぶ理由がなかなか見つからなくなってくるのかも。   トヨタや日産の『本気』に対して、全く負けていない上に「独自の世界観」で中型車を作っているブランドってどれだけあるんだろう!?・・・頭に浮かぶのはドイツの4つと日本の3つ。ジャガーとかアルファロメオはまだまだ供給体制に問題がある!? トヨタ&日産以外で実質的に選べる7つのドイツ・日本のブランドの中で、最も堅実に煮詰められたクルマが・・・このアウディA5なんじゃないですか!? やっぱり(中国で強い)アウディは凄い!!   民進党の美人な幹事長と不倫できてしまうくらい凄い!!(年下弁護士の愛車がA4アバントでした) この一件とは全く関係ないですけども、2000年頃にアウディの先進イメージに引き寄せられて以降、次第に距離を置いていたアウディへの気持ちが、ごくごく最近になって戻ってきたかも。日本での販売はかなり下り坂になっているようですが、やはり中国市場で驚異的な躍進を果たしVWグループの利益を一手に稼ぐ出すようになったアウディですから、地力が違う!!という気がするんです。   日本...

スズキSX4Sクロス 「日本メーカーのAWD&ターボの価値」

  目下のところ欧州全域で大ブレーク中のスズキです。とうとう最新の月間販売台数では、伝統的に欧州に強いあのマツダを追い越すまでに成長しました!!ちなみに日本メーカーの欧州シェアは1位トヨタ&レクサス 2位日産 3位スズキ 4位マツダ 5位ホンダ 6位三菱・・・アメリカバカ売れのスバルはあまり台数が出ていません(現地生産拠点なし)。   ガチガチの自動車関税が日本EUのEPA合意で緩和される見通しですが、欧州に生産拠点を持つトヨタ、日産、スズキ、ホンダに対して、全量をアジア/メキシコの拠点から輸出するマツダにはちょっと苦しい展開のようです。   欧州市場でシェアが伸びている日本メーカーってのは大抵は原動力になっているヒットモデルが存在します。中国やアメリカとは違って、日本車を買うような西寄りの成熟気味の欧州のように、完全に飽和気味の市場に亀裂を入れるだけの革新的なモデルを作るメーカーだけが、国策に保護されるドイツ系、フランス系、イタリア系のグループの間に割って入ることができるようです。   トヨタの原動力は「4代目プリウス」で、いよいよタクシーとしての圧倒的な燃費性能と静粛性・走行性能の向上を欧州各国が認めた格好になっています。日産はジュークとキャッシュカイ(エクストレイル)の2つのSUVが欧州の各カーメディアで「最高のSUV」との評価を受けています。欧州にSUVブームを作ったのは日産。エクストレイルは日本でもそこそこ売れていますけど、欧州ではSUVの『金字塔』みたいな扱いになっています。VWにゴルフがあるなら、日産にはエクストレイルがある!!と言っていいくらいの存在なんですけども、日本のカーメディアは日産には冷たいですねー。   大躍進中(前年比15%増)のスズキを牽引するのが、この「SX4・Sクロス」です。一見どこのメーカーでも作っていそうな手頃なサイズのSUVにしか見えないのですけども、中身がすごいです。スズキの「良さ」がこれでもか!!というくらいに詰まった傑作です。こんなクルマを持って来られたら欧州の全てのメーカーはもうお手上げ・・・。   何が凄いのか!? もともと出せば売れる状況ではある『小型SUV』のパッケージに、雪国日本で長年クルマを作り続けてきたスズキ渾身の『AWD技術』が注ぎ込まれています。もうすでにこの時点で欧...