日産のグローバル小型セダンのシルフィが日本ではまだまだ認知度が低いせいか、ヒットとまではいっていないようです。北米・東アジアに大々的に展開しているセントラの日本版で、北米価格ではVWゴルフのライバルとなる日産のグローバル中核モデルで北米での売れ行きも好調なのですが日本ではちょっと嫌われる要素のあるクルマなのでしょうか。北米中心のグローバルモデルなのに、どこかトヨタの国内専用モデルのプレミオ/アリオンとキャラが被っていて、さらにこのジャンルのユーザは乗り心地を重視するのでプレミオはかなり支持されていたりします(満足度は高いのでシェアを奪うのは難しい)。
グローバルモデルなので台数をそこまで気にすることなく、ブルーバードシルフィの後継としてとりあえず導入したクルマのようです。ブルーバードシルフィは女性を意識したデザインを謳っていましたが、このシルフィはカムリHVをちょっと小型にした感じで、車幅を広げたことで現代風のスタイルになりました(先代のout of date感はだいぶなくなりました)。
なにより強調したいのは1.8Lのみの設定(1.5Lを廃止)で「脱コンパクトカー」を果たしたことだと思います。最近では1.5L(トルク15kg)でもコンパクトカーでは「上級車種」として扱われる風潮がありました。1.5Lエンジンを日本の各メーカーは4気筒で作りますが、1気筒当たり400~600ccというバランスゾーンから外れていて(要は爆発力がない)、高速道路や登坂では非力さを感じてしまいます。そもそも日本の課税システムの区切りが1.5Lだったので普及したいきさつもあるのですが、スバルが1.6Lを自信持って載せてくることからも、1.5Lエンジンには性能上の難点があるのかな?と思ってしまいます。
実際に1.8Lエンジン車はカタログ燃費で各社およそ18km/Lくらいで、実際に高速道路を走ればそれ以上の燃費になります。パワーと燃費のバランスでどちらも納得して乗れるのがこのクラスのエンジンなのだと思うのですが、先ほどのマズい自動車行政もあって、日本メーカーのラインナップから1.8Lや2.0Lのクルマがどんどん無くなっていました。去年のトヨタ86の登場でこれからはやや流れが変わるのかなという気もします。トヨタも北米仕様の1.8LのカローラをVWゴルフのライバルとして売っているので、本来はもっと評価されるべきエンジンだと思います。
結構よい点が満載な、この新型シルフィですが市場に火を着火るくらいには出来上がってないのかな?という気がします。もっと前のめりになるような魅力があるといいなと思います。4WDやDCTもしくはMTの設定とかどうでしょうか?
↓この本を読むと「日産の社員は大丈夫か?」というくらいに、M&A前の日産のおかしな体質を揶揄してます。だけど昔の方がいいクルマは多かったんじゃないか?という気もして、こんな本出す前にプリメーラみたいなクルマ作ってみろと思いましたね・・・。
2013年3月15日金曜日
2013年2月12日火曜日
日産シルフィは新しいトレンドになれるか?
日本車の小型セダンの今後の方向性には無限の可能性がある。現在の混沌とした状況から、新たな「ライフスタイル」を提案できるようなモデルが出てくれば、案外簡単に「一人勝ち」状態になるのでは?このクラス(Cセグセダン)は日本メーカーも大きな期待をかけていないし、カーメディアもそれほど注目してはいないけど、新しい「いいクルマ」を待っているお客は実はたくさんいるはず・・・。
そんなイライラが募る展開の国産Cセグセダンとして登場した日産シルフィは、先代のブルーバードシルフィからかなりの進化を見せている。簡単にいうとデザインは一昨年にヒットしたカムリHVのパクリです。久々にセダンで成功したカムリHVはハイブリッドの性能も良いのだけど、デザインが渋くてかっこいい良く出来たモデルだった。そこで新型クラウンやこのシルフィは、そのままパクるという流れになるのも仕方ないかな・・・。もともとトヨタと日産はパクり、パクられの関係なのだから、どちらもまったく文句は言えないはずです。
この堅実でしかもハイセンスな外装に加えて、さらに目立って内装がとても良いですねぇ。話題沸騰のマツダアテンザの内装と比べると、このクルマが200万円しかしないなんて信じられないくらいいいです。コンパクトカーの内装じゃ物足りないなという人なら、泣いて喜ぶくらいですね。ライバルのトヨタプレミオも内装にかけては妥協のないクルマなので、なにげにこのクラスの競争はいい意味で激しいです(マツダやスバルの内装がかなりショボく見える)。確かに、プレミオやブルーバードシルフィに乗ってる人ってどこか満足げに見えますよね?ドライブというよりかは「空間」を楽しんでいる感じなのかな・・・。
さてこのクルマでデートはありか?結論としては、先代のブルーバードシルフィだとちょっとデザインが女々しかったけど、モデルチェンジしてその部分が完全に解消されてます。横浜でも銀座でもガンガンいけるクルマに生まれ変わったと言えます。高速利用のロングドライブを想定した使い方なら1800~2000ccのNAこそが最高のパッケージだと思うので、1800ccのみの展開(1500ccの廃止)も正解だと思います。アクセラやインプレッサ、オーリスも評判の悪い1500ccモデルはさっさと廃止したほうがいいのではないでしょうか。
日産の名車プリメーラを彷彿とさせる車格なのもいいですね。日産のスカイラインか?ラティオか?という二極化のラインナップには疑問があります。その中間グレードとしてプリメーラを復活させるつもりはなさそうなので、このシルフィにはさらに今後の進化を望みたいです。プリメーラは4輪マルチリンクという最高級の足回りだったですね・・・。いま人気絶頂のマツダアテンザの1stモデル(2003年発売)からしてみたら、豪華版サスだったり欧州デザインだったりと、一番のお手本になったクルマといえるくらいの名車でした(日産はそんなコスト度外視のハイスペックカーを作り続けて採算が悪化したのですが・・・)。このシルフィにも日産の系譜を引き継ぐクルマになってほしいと思うのですが、このクルマのサスは残念なことにストラット&トーションビームだったりします。この辺を次のモデルで見直して、ため息のでるようなスーパーミドルセダン(プリメーラの復活?)になってくれることを願っています。
そんなイライラが募る展開の国産Cセグセダンとして登場した日産シルフィは、先代のブルーバードシルフィからかなりの進化を見せている。簡単にいうとデザインは一昨年にヒットしたカムリHVのパクリです。久々にセダンで成功したカムリHVはハイブリッドの性能も良いのだけど、デザインが渋くてかっこいい良く出来たモデルだった。そこで新型クラウンやこのシルフィは、そのままパクるという流れになるのも仕方ないかな・・・。もともとトヨタと日産はパクり、パクられの関係なのだから、どちらもまったく文句は言えないはずです。
この堅実でしかもハイセンスな外装に加えて、さらに目立って内装がとても良いですねぇ。話題沸騰のマツダアテンザの内装と比べると、このクルマが200万円しかしないなんて信じられないくらいいいです。コンパクトカーの内装じゃ物足りないなという人なら、泣いて喜ぶくらいですね。ライバルのトヨタプレミオも内装にかけては妥協のないクルマなので、なにげにこのクラスの競争はいい意味で激しいです(マツダやスバルの内装がかなりショボく見える)。確かに、プレミオやブルーバードシルフィに乗ってる人ってどこか満足げに見えますよね?ドライブというよりかは「空間」を楽しんでいる感じなのかな・・・。
さてこのクルマでデートはありか?結論としては、先代のブルーバードシルフィだとちょっとデザインが女々しかったけど、モデルチェンジしてその部分が完全に解消されてます。横浜でも銀座でもガンガンいけるクルマに生まれ変わったと言えます。高速利用のロングドライブを想定した使い方なら1800~2000ccのNAこそが最高のパッケージだと思うので、1800ccのみの展開(1500ccの廃止)も正解だと思います。アクセラやインプレッサ、オーリスも評判の悪い1500ccモデルはさっさと廃止したほうがいいのではないでしょうか。
日産の名車プリメーラを彷彿とさせる車格なのもいいですね。日産のスカイラインか?ラティオか?という二極化のラインナップには疑問があります。その中間グレードとしてプリメーラを復活させるつもりはなさそうなので、このシルフィにはさらに今後の進化を望みたいです。プリメーラは4輪マルチリンクという最高級の足回りだったですね・・・。いま人気絶頂のマツダアテンザの1stモデル(2003年発売)からしてみたら、豪華版サスだったり欧州デザインだったりと、一番のお手本になったクルマといえるくらいの名車でした(日産はそんなコスト度外視のハイスペックカーを作り続けて採算が悪化したのですが・・・)。このシルフィにも日産の系譜を引き継ぐクルマになってほしいと思うのですが、このクルマのサスは残念なことにストラット&トーションビームだったりします。この辺を次のモデルで見直して、ため息のでるようなスーパーミドルセダン(プリメーラの復活?)になってくれることを願っています。
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