2017年9月15日金曜日

スズキ・スイフトスポーツ 「欧州ワイド版ベース&トルコンATもあり!!」


  
  スイフト・スポーツを指して「スペシャルティカー」と称するのは多少語弊があるかもしれないですけど、『スペシャル』という言葉には、どのブランドにとっても「クルマ好き」を徹底ターゲットにしたモデルを指す熱さがある。自動車技術が日進月歩だった60〜90年代ならば堂々たる『スペシャルティカー』市場が存在したけども(売れないモデルもたくさんあった)、最近ではこのジャンルに参入してくるモデルは激減(絶滅!?)しています。

  スペシャルティカー市場において、商品性を高めることは、そのまま「新たに何を付加したか!?」というストレートな回答になります。とってもわかりやすい市場だからこそ、多くのユーザーを惹きつける!!この市場が活発だったなんていい時代だなー。「このブランドはこれだけの付加価値を持ってます!!」という技術水準を見せつける・・・『スイスポ』はそういう意味では、かつての『ホンダS600』『スバル1000』に触発されて『toyota2000GT』『コスモスポーツ』『いすゞ117クーペ』などが作られた60年代の空気を持ったクルマだと思います。

  本体価格が200万円以下だからといって侮る人も中にはいるでしょう。今となっては「価格」が最も分かりやすい基準なのかもしれません。しかし1200万円もする某輸入メーカーのスポーツモデルは、北米では550万円くらいで買えたりします。まあ価格ってそんなもんですよ。特に右ハンドルの日本価格なんてのは、価格をわざと高く設定し誤認させる!!なんて手法が取られています。マスタングの並行輸入で右ハンと左ハンでは全然価格が違うじゃん!!

  スイスポに関しては価格ではなくて、スズキが開発に費やした想いを、どれだけ推し量れるかが大事だと思います。最もスイスポに限った話ではないですけども。その想いを具体化するならば、スイスポにどのような独自技術が使われ、他のモデルとどのように差別化が計られていて、世界の複数の市場でどのように評価されているか!?これを総合的に判断する必要がありますが、余計なことを言うと、日本のカーメディアはしばしば情報を捻じ曲げるんですよ!!これが健全なクルマ文化の成長を阻害しているのでは!?

  「Bセグ」という決められた枠組みの中で、日本でもドイツでもイギリスでもライバルと比べて全く引けを取らないクルマであり続けることが、スズキが「スイフト=スポーツ」を作り続ける意味だと思います。ドイツ人に「スイスポはポロGTIを超えている!!」とまで言わせることができるブランドはスズキの他にどこがあるのか!?かつては日産、スバル、三菱、マツダ、ホンダが評価されてましたけど、スバル以外の4ブランドは主力の「スペシャル」なモデルが生産中止になったり、スーパースポーツ化してしまったり・・・。

  ドイツ人が200万円足らずの非ドイツ車を見て、悲壮感すら漂う想いに苛まれることが、スイフトスポーツ以外であり得るのか!? フィエスタ見ても、MINIを見てもなんとも思わないドイツ人が完全に撃ち抜かれたのが先代のスイフトスポーツでした。ドイツの雑誌でも軒並みランキングで上位に!!例えば「ハンドリングが楽しいライトウエイト」とか。非ドイツ車で登場するのはマツダロードスター、トヨタ86、スイスポ。5ドアの市販車ベースで登場する意義は大きいですよね!!

  「スイスポ」「WRX」「タイプR」が日本三大スペシャルティカーと言っていいかも。今年はこのうちの2台がFMCで、WRXは再び限定モデルのS208も発売。メモリアル・イヤーです。価格帯も200万円、350万円、450万円と適度のばらけていて、それぞれに目指している「世界観」も別!? 中には3台とも持ってます!!っていうJPスポーツ大好きな人もいるんじゃないでしょうか。近所の足はスイスポ。雨や雪の日はWRX。長距離ドライブはタイプR。そんな使い分けを楽しむ「MTライフ」を目指すのも良さそうです。

  実際に自宅、仕事場、隠れ家(別荘)を行き来するならランボルギーニよりもJPスポーツが都合が良さそう。駐車場を選ばないし、多少込み入った道でも入っていけるし。華麗に不倫とかしたい人は輸入車に乗ればいいさ。別に輸入車を選ぶ人が女性の価値観にすり寄っている!!なんて言ってないですよ。ただし型落ちのドイツサルーンじゃ・・・。

  FFベース車を生産するスズキ、ホンダ、スバルが謳歌する市場を狙っているのが、NISMOで特にノートNISMO・SとマーチNISMO・Sは、1.6L自然吸気にMTを組み合わせたスイスポキラーです。NISMOは格安のオプションでシートまで本格派なので、スイスポよりも魅力的に映るかも。そんなNISMO勢を意識したのかどうかわかりませんが、新型スイスポでは、欧州ボデーを使いつつも車重を1000kg未満に抑え込んだようです。NISMOだとノートもマーチも1100~1200kgくらいを目安に仕上げられているので、ライバルとの差別化の切り札は「軽量化」にあるようです。早く乗りたいなー。


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