BMW・新型Z4(2018年・発売予定) 5番目のピュアFRスポーツカーがやってくる
デザインはさらに変わるのか!?【#TokyoMotorShow 2017】BMW速報!— BMW Japan (@bmwjapan) 2017年10月25日
The BMW Concept 8シリーズ、The BMW Concept Z4などのアジア初披露モデルに、報道陣の注目が集まりました。#BMW #BMWJapan #駆けぬける歓び #BMWTMS #TMS2017 pic.twitter.com/rTzocT5w7D
いよいよ情報が出揃ってきたBMW待望の「専用設計スポーツカー」となる新型Z4が、いよいよ年内にも発売されるらしい。東京モーターショー2017にもプロトモデルが出品されていたけども、せっかくの専用設計スポーツカーなのに、顔つきがBMWテイストが出すぎていて、なんか違うよなー・・・と感じました。BMW顔が欲しいという潜在ユーザーもそれなりにいるでしょうけども、オープンで2シーターっぽく乗れるモデルなら、2シリーズロードスターなど他にもあるじゃないかと。
ボクスターが躓いている今がチャンス
普段からBMWに乗っている人にとってはブランドの枠を離れて、例えばシボレー・コルベットのようなよりアグレッシブな「存在」を目指して欲しかったんじゃないでしょうか。それで600万円ならば・・・ターボになってから評判が良くない718ボクスター買うよりもいい選択かもな? 2012年に現行の981型ボクスターが日本で発売された時には、ポルシェが600万円(クラウンを買う感覚)で買えて、しかもデザインが相当に良くなっていて、もちろん6気筒の自然吸気ユニットが載っていましたので、相当な人気になるのも納得でした。
ピュアFRは結構希少です
2年前にボクスターは直4ターボ化され『718ボクスター』となり、人気にやや陰りがあり、自然吸気時代の981が中古車市場でも人気。この相場が続く間に、次世代機へ乗り換えようという前期の981オーナーもかなりいるのでは!? ポルシェも久々のFR機を開発中との噂もありますが、今度はロングノーズのFRスポーツでロングツーリングを楽しもうという心境の変化は当然にあるはず。トヨタ86/フェレディZだとあまりに大衆向け過ぎるから、Fタイプかなー、それとも思い切ってコルベットへ行くか? 案外選択肢が少ない600~900万円クラス。
もうちょっとやる気出してー
そんな希少な市場にBMWが「本物」のスポーツカーを投入するのだから、もう少し気合いを入れてくれてもいいんじゃないかと。例えば直4、直6が用意されるユニットも、2Lターボで300ps、3Lターボで450psくらいの意欲的なアップデートが欲しいですね。694万円の718ボクスターも794万円のFタイプも基本スペックは2Lターボ300ps。
NDと86が存在感出しすぎ?
FRのピュア設計スポーツカーは、1000万円以下に限定すると、『NDロードスター/ロードスターRF/アバルト124スパイダー』『86/BRZ』『Fタイプ』『コルベット』の4種類のプラットフォームしかなくて、他にも普通車共通設計のSLC、フェアレディZはありますけど、これ買うくらいならCクラスやスカイラインに乗ればいいんじゃないですかね。
BMWの実力がバレる
最近のスポーティカーのトレンドは、スイスポ、ルーテシアRS、アウディS1、アバルト595などなど楽しみ方は様々で、もちろん素晴らしいモデルがたくさんあるわけですが、やはりスポーツカーブランドを掲げるメーカーであるならば、シンプルでプレーンなFRスポーツの対決に挑んで堂々とファンを獲得してもらいたい。某巨大日本メーカーの出資もあって、BMWも「ピュア対決」に参戦することになりましたが、あまりにも不甲斐ないクルマが出てきたら、名声に傷がつくぞー。
FRピュアスポーツはもっと増えるのか!?
噂のポルシェ以外に、ピュアFRの開発進行中を明言しているのがメルセデスで、SLCもCクラスとは切り離されるらしい。さらにホンダにもS2000後継モデルの噂があり、日産も専用設計でシルビア後継モデルの開発に入ったとか、そしておそらくMAZDAもロードスターとは別のハイスペックなFR車を用意しているはず。現行4設計に、Z4/スー◯ラが加わり、さらに新しい5設計がもし全て加わったら・・・日本市場飽和で共倒れか!?それとも新しいムーブメントが花開くか!?
BMWの難しい立場
最後にちょっとした懸念。BMWが本流のFRシャシーで作ってきたサルーン/ワゴンの乗り味いわゆる「駆け抜ける喜び」との相対評価に別設計のZ4が晒されるとしたら、ちょっと面倒なことが起こりそうな予感が・・・。BMWが50年以上にわたって紡いできた「至高のグランドツアラー」というブランド価値と、そこからはみ出した「商品性」を狙ったZ4の存在は、BMWの立場を少々危なくする可能性がありそう。これが低迷期(2005年頃)ならば良い方向に作用するかもしれないですが、2017年のグローバル実績は・・・絶好調。
東京モーターショー2017の、BMWスペシャルサイトがオープン。— BMW Japan (@bmwjapan) 2017年9月21
アジア初上陸モデルをはじめとするBMWを多数出展。
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