2013年11月1日金曜日

BMW2シリーズ 「瀕死のブランドを救うか?」

  BMWの「裏エース」といわれていたBMW1シリーズクーペが生産中止になりました。BMWジャパンでもとっくに在庫が売り切れているそうです。まあ5年落ちの「135i Mスポ」が程よい価格(200万円台)でタマもたくさんあるので、とりあえず1台BMWのスポーティなヤツが欲しい人にはちょうど良い時期です。

  じつは「裏エース」といわれる所以はもう一つありまして、E46世代に遡るBMW3シリーズコンパクト(318ti)直系の2LのNAユニットを積んだ後発の「120i」もなかなかのクルマなんですよね。318ti当時と車重もほとんど変わっていないので、BMW3の「走り」の部分を背負っていた「3コンパクト」の良さを今に引き継ぐモデルなんです。いよいよ2LのNAモデルもXデーを迎えるだろうと思ってたのですが・・・。

  後継モデルとなる新型の2シリーズでも「220i」「235i」のどちらもそのまま残るのだとか!これはBMW久々の朗報ですね・・・。220iに搭載されるのは2LのNAで180psと出力もアップしています。しかも車重が1365kgらしいです。現行の1410kgから軽量化が一気に進み318ti(1380kg)よりも軽くなってしまいました!BMWやるじゃん。

  2LのNAで約400万円はやはり高いと言わざるをえませんが、BRZのコンプリートカーも同じくらいの価格だったので、まあ理解できる範疇かもしれません。少なくとも2LターボのBMWに全く魅力を感じない「峠派」の人にとっては一番欲しいBMW車になるんじゃないですかね。

  日本メーカーの峠専用機もかなり少なくなっていて、近頃では秘境の林道を駆け抜けているのはもっぱらデミオやヴィッツが多くなってきました。インプもレガシィも現行モデルは「峠派」のイメージとは程遠いですし、FMCしたマツダ・アクセラもせっかくならかっこいいセダンに2Lの「峠仕様グレード」が欲しかったです・・・。

  この新型220iが日本で発売されれば、かつてのインテグラやセリカを今も乗り続ける人々のニーズをしっかり受け止めて、予想外に販売が伸びるのではないかという気がします。アテンザやアコードもデカくなりすぎてしまいましたので、これらの旧型オーナーからも熱視線が集まるはずです。

  一方で高出力モデルの「235i」も同様に軽量化が進み1500kgを大きく下回っています。直6ターボの235iが直4ターボのF30よりも50kg以上軽くなるってのもなかなか興味深いですね。出力も320psにアップしていて、パワーウエイトレシオではポルシェ・ケイマンSに迫るところまでやってきています。ケイマンSよりも100万円ほど安く、しかも4座です!最近にわかに悪評が立ってしまった日産Zよりも50kg以上軽いわけですから、ちょっと怖いレベルのスポーツカーとしてキャラが立ってきました。

  実際に0-100km/hも5秒を切っていて、ケイマンSと日産Zを超える次元に完成されています。GT-Rや911ターボ買うぞって思っていた人でも満足できちゃうクルマじゃないでしょうか?まだ完成してないので気が早いですけど・・・。

  車幅も絶妙な1774mmらしいです。箱根の峠をかっ飛ばすにも最高のサイズです。いまのところポルシェ勢以外ではアウディTT辺りが担っていた「箱根モデル」の大本命になれそうです。TTもまもなく新型でより一層の軽量化が進み、さらに同プラットのA3セダンも海外では販売が始まっています。S4セダンもあるようで296psで0~100km/hが4.9秒で、235iと完全にガチンコしてます。なかなか盛り上がってますが、日本リリースの発表はまだ音沙汰もありません・・・。


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