2016年5月22日日曜日

アウディA4AVANT「黙って乗ってれば様になるよ!」

  2014年4月に発売されて以降、スバル・レヴォーグが好調なセールスを背景にとても強気です。スバルは欧州メーカーのように「年次改良」が基本ですが、2度目となる今年(2016年)のMCは大規模なグレード追加が、特にターボと組み合わせたHVが導入されるのでは?という憶測がありましたが、どうやら現状のガソリンターボのみの設定でこのまま突き進むようです。「BMW3erツーリング」はHV未導入、「メルセデスCクラスSW350e」も782万円ですから、とりあえず「レヴォーグの敵ではない!!!」模様です。

  当初国内だけで販売するとして2013東京MSでファンを熱狂させつつ、そこから欧州でも売ってくれ!と熱いオファーがキタ!!!とかいう見事な「ストーリー性」を展開するなど、レヴォーグの販売戦略は「IT時代の売り方」を完全に心得た巧みなものでした。欧州導入も強気そのもので、ドイツでもすでにラインナップ済みなのですが、欧州で主流のMTの設定はなし!!!ミッションは日本仕様と同じあの「CVT」のみだというから驚きです。「日本車に乗りたいならコレに乗れ!」といわんばかりの展開!!!さらに裏でCVTサプライヤーのジャトコが絡んでそうな「きな臭さ」が・・・。

  「レヴォーグ!!!カモン!!!」ってくらいに、そ欧州のワゴンってそんなに役車不足のダメダメでしたっけ!?ワゴンの本場ですし、日本未導入のブランドもありますし、世界の自動車図鑑などを見ると「多車済々」な印象はありますけどね・・・。最新版で見てみると、案外にコレ!といったモデルが見当たらないですね、2007年のリーマンショック以降はもはや「CDセグワゴン」というのは、各ブランドにとってそれほど「マスト」なラインナップじゃなくなってきているようです(もちろんセダンの方が不要論ありますけど)。

  今なおフォード・モンデオ、プジョー508、シトロエンC5、ルノー・タリスマン、オペル・インシグニア、VWパサートなど販売されてますが・・・どれもセダンと共通設計なので中国市場にベッタリなサイズにまで膨れ上がっていますから、日本におけるアコード、ティアナ、カムリと同じような惨状になってます。もっとも3er、Cクラスなどのプレミアムワゴンの販売は堅調なようで、これまた日本と同じで大衆ブランドの方が状況はキツいですね・・・これらの状況を踏まえて開発された?そんなレヴォーグが求められるのもうなずけます。

  レヴォーグには他の新型モデルが持っていない「大きなアドバンテージ」があります。何といってもワゴンのような「質実剛健」なクルマに最大限に求められるのは「伝統」の重みです。最近のポッと出のチャラチャラしたデザイン(中国で売る気マンマンな感じの)では、日本や欧州ではなかなか受け入れられないようです。これが足枷となってなかなか売れ行きが伸びないのが、ワゴンの新展開として出たもののサッパリなメルセデスCLAのシューティングブレークです(失礼ですがミーハー専用車!!!)。それに引き換えレヴォーグのデザインは・・・名車レガシィSWが脈々と築いてきた「遺産」をそのまま引き継いでますから市場の評価が最初から違います。

  欧州きっての名門ワゴンといえば、BMWやメルセデスではなく、やはり「アウディA4アヴァント」ですね!!!いよいよフルモデルチェンジを迎えました。奇しくもレヴォーグと同じ「縦置きエンジン」で「自前のAWDシステム」を伝統にしています。日本とドイツを代表するワゴンがともに示すこのシステムこそが「理想型」?・・・調べましたけど根拠は特にないです(笑)。FFベース縦置きはメリットよりもデメリットの方が多い!!!けどこれこそが「ワゴンのブランディングだ!!!」と言われれば・・・。

  欧州カーメディアでは、「アウディA4アヴァント・クワトロ」は「ポルシェ911」と並んで欧州自動車産業の「至宝」という扱いです。欧州メディアはとにかく「苛烈」な意見が多く、日本のクソメディアとは違って、ブランドではなく「設計思想」を重要視します。スポーツカー専用設計のトヨタ86も日本以上に絶賛されてましたし、マツダロードスターもまた同じでした。日本のカーメディアのほとんどは、内規があるのかしりませんが、「ブランドの歴史」「燃費」「トランク容量」この3つだけであらゆるクルマの優劣決めますね・・・。

  1990年代までのメルセデスは素晴らしかったとか言われてますけども、残念ながら2000年代以降のドイツ車(日本車も)はどれもこれもほぼ「ハッタリ」ばかりになってきた印象です。新車価格表に出てくる現行モデルを片っ端から見ても・・・つまんねークルマが多いこと(日本車も同じだけどさ).


「1980年代はドイツ車が優位だった!」
「1989~1991年の3年間で日本車は飛翔した!」
「そしてマツダ、日産、スバル、いすずが奈落の底へ・・・」

こんな経過ののちに、我々は別のメーカーが同じ部品を使って作る似たようなクルマを、メチャクチャ高い費用を払って維持するクソったれな時代に絶望を感じています。そんな中で・・・ポルシェ、スバル、アウディクワトロの開発者達には、時代に押し流されない「意志」があるように思います。まあそれがわずかながらの希望ですね。その一方で品格の無いジジイどもに恥ずかしいクルマを売りつけるマツダ、レクサス、BMW、メルセデスって一体何者!?全部ゴミじゃん。

  スバルの社歴に刻まれれる歴代レガシィSWが築いてきた「最速ワゴン」の称号をコズワースチューンの特製エンジン(2.7LのV6で380ps)を使ってまで強引に奪い去ったのが、A4アヴァント派生のモンスターワゴン「RS4アヴァント」でした。そして2000年頃に高らかと世界最速を自称して、WRCでもGT選手権でも世界を席巻しつつあった小賢しい日本のAWDスポーツ勢(スカイラインGT-R、ランエボ、インプレッサSTI)に対して欧州から唯一対抗した(できた)のが「アウディRS4アバント」でした(元々は「AWDスポーツ」のパイオニアはアウディだったのですが・・・)。

  ハッタリだけのドイツ車(日本車も)ばかりで、高いカネ払って周囲にバカにされるなんて割に合わないな〜・・・。とりあえず「911」「ボクスター/ケイマン」「A4アヴァント」なら理解して貰えそうですけども、他に何かあるかな?「M235i」「ゴルフGTI」「ゴルフR」はどっちも「10BESTカー」の不動のレギュラー(あくまでアメリカ人の評価)。あとは「アウディS1」と「アウディR8」くらいかな。ドイツ車自慢のドライバーズマシンはまだまだ生き残ってますね。あれれ?A4アヴァントだけMT無しか・・・。しかもクワトロは626万円〜。スカイラインAWD(3.5Lハイブリッド)が520万円ですから、もうちょっとどうにかならないですかね・・・。

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