2013年2月12日火曜日

日産シルフィは新しいトレンドになれるか?

  日本車の小型セダンの今後の方向性には無限の可能性がある。現在の混沌とした状況から、新たな「ライフスタイル」を提案できるようなモデルが出てくれば、案外簡単に「一人勝ち」状態になるのでは?このクラス(Cセグセダン)は日本メーカーも大きな期待をかけていないし、カーメディアもそれほど注目してはいないけど、新しい「いいクルマ」を待っているお客は実はたくさんいるはず・・・。   

  そんなイライラが募る展開の国産Cセグセダンとして登場した日産シルフィは、先代のブルーバードシルフィからかなりの進化を見せている。簡単にいうとデザインは一昨年にヒットしたカムリHVのパクリです。久々にセダンで成功したカムリHVはハイブリッドの性能も良いのだけど、デザインが渋くてかっこいい良く出来たモデルだった。そこで新型クラウンやこのシルフィは、そのままパクるという流れになるのも仕方ないかな・・・。もともとトヨタと日産はパクり、パクられの関係なのだから、どちらもまったく文句は言えないはずです。   

  この堅実でしかもハイセンスな外装に加えて、さらに目立って内装がとても良いですねぇ。話題沸騰のマツダアテンザの内装と比べると、このクルマが200万円しかしないなんて信じられないくらいいいです。コンパクトカーの内装じゃ物足りないなという人なら、泣いて喜ぶくらいですね。ライバルのトヨタプレミオも内装にかけては妥協のないクルマなので、なにげにこのクラスの競争はいい意味で激しいです(マツダやスバルの内装がかなりショボく見える)。確かに、プレミオやブルーバードシルフィに乗ってる人ってどこか満足げに見えますよね?ドライブというよりかは「空間」を楽しんでいる感じなのかな・・・。   

  さてこのクルマでデートはありか?結論としては、先代のブルーバードシルフィだとちょっとデザインが女々しかったけど、モデルチェンジしてその部分が完全に解消されてます。横浜でも銀座でもガンガンいけるクルマに生まれ変わったと言えます。高速利用のロングドライブを想定した使い方なら1800~2000ccのNAこそが最高のパッケージだと思うので、1800ccのみの展開(1500ccの廃止)も正解だと思います。アクセラやインプレッサ、オーリスも評判の悪い1500ccモデルはさっさと廃止したほうがいいのではないでしょうか。   

  日産の名車プリメーラを彷彿とさせる車格なのもいいですね。日産のスカイラインか?ラティオか?という二極化のラインナップには疑問があります。その中間グレードとしてプリメーラを復活させるつもりはなさそうなので、このシルフィにはさらに今後の進化を望みたいです。プリメーラは4輪マルチリンクという最高級の足回りだったですね・・・。いま人気絶頂のマツダアテンザの1stモデル(2003年発売)からしてみたら、豪華版サスだったり欧州デザインだったりと、一番のお手本になったクルマといえるくらいの名車でした(日産はそんなコスト度外視のハイスペックカーを作り続けて採算が悪化したのですが・・・)。このシルフィにも日産の系譜を引き継ぐクルマになってほしいと思うのですが、このクルマのサスは残念なことにストラット&トーションビームだったりします。この辺を次のモデルで見直して、ため息のでるようなスーパーミドルセダン(プリメーラの復活?)になってくれることを願っています。

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