2013年10月18日金曜日

VWゴルフ 「ユーザーレビューが全部40歳代なのはなぜ?」

  ある雑誌のユーザーレビュー特集を見ていて、たまたまでしょうが新型ゴルフのレビューは5人が全て40代となっていました。大抵この手の特集は年齢層をバラバラにしようとするものですが、この固まり方はちょっと「異様」です。なんでなんだろう? 現在の40歳代というと、若い頃は「クルマ=ヤンキーの乗り物」というイメージがあり、派手なクルマに乗ることに対しては、嫌悪感があるのかな・・・。そして真面目に社会生活を送ってきて、お金に余裕がある人でも慎ましくゴルフのようなクルマを敢えて選ぶ? なんて勝手に邪推してしまいます。

  今の40代は子供時代に学校で「クルマは公害で石油は枯渇」と根拠も乏しいままに教えられた価値観が影響したせいか、クルマに対してネガティブなイメージを強く持っているようです。さらに同級生の友達には、スポーツカーにお金をつぎ込み過ぎて貧乏になっていった人もいたりして、クルマ所有そのものにネガティブなイメージすらあるのではないかと思います。実際のところ、それより下の世代の考えもほぼ同じようなものですが・・・。

  その40代がお金を持ち始めた10年くらい前から、地方に点在していた観光地が次々と寂れていきました。もちろんバブル崩壊からの「引き潮」というのもあるでしょうが、クルマという交通手段が正当に評価されずに若い世代の「クルマ離れ」へとつながり、何も無い田舎へドライブして「消費」するということが少なくなったことも大きいと思います。トヨタが一生懸命作ったミニバンやハイブリッドカー(プリウス)によって幾分はクルマの経済性が確保されましたが、そんなトヨタの素晴らしいクルマを単細胞なモータージャーナリスト達が「つまらないクルマ」と切り捨ててしまう残念な社会です。その結果とりあえず「プリウス」に乗ってその次が「ゴルフ」というのが、今の乗り換えの一つのトレンドとなっているようです。

  5名の方のレビューを読んでいて気になったことが幾つかありました。輸入車ハッチバック以外のクルマは最初から興味ないようで、しかも4名がVW車からの乗り換えでした。まだ初期販売分のクルマなので、VWユーザーに真っ先にアプローチが掛けられてますから当然かもしれません。もう1名はセレナからの乗り換えで、「ミニバンよりも乗り味がいい」というあっけらかんとした感想を寄せてました。乗り味がミニバンより悪いCセグHBなんて日本ではどうやっても発売まで漕ぎ着けられないはずです。

  輸入車HBのライバル車はきっちり試乗している人もいて、フォード・フォーカスの方が運転は楽しいけど、安全装備と燃費性能でゴルフという現実的なコメントをされてました。フォード(マツダ)C1プラットフォームに欧州で完敗したゴルフなので、とても妥当な感想だと思います。ただこの人が新型アクセラに乗ったら、さらにどんな感想を漏らすのかが気になります。「国産は興味ない」「4460mmはデカ過ぎる・・etc」だったりするかもしれませんが・・・。

  またクルマには直接関係ないことなのですが、オーディオがスマホだかi-phoneだかに対応していないと複数の人が欠点として挙げていました。実はこの指摘がとても気になってしまいました。まあとんでもない話ですよね!こりゃ何にも解ってないです! もちろん「ゴルフはナビも対応しないし、オーディオもダメなのか!オワコンだな・・・。」なんて言うつもりはないですよ。

  今回のゴルフが同クラスで最も優秀な性能を発揮しているのが「遮音」だそうです。つまりライバル車よりもずっと静かなんです。せっかくVWがこだわった「静粛性」を300万円以上払って買う訳ですから、軽々しくスマホとかi-phoneとか言ってないで、CD使えよって言いたいです。クルマの車内は気密性が高くとても反響するので、室内であるとかヘッドフォンと比べて、「圧縮音源」の音響が「通常音源」と比べて大きく劣化します。静粛な車内と最高の音響を求める「オーディオマニア」はCDで音楽を聴くのが当たり前です。

  VWはせっかく作った静粛な空間なのだから、圧縮など使わずCDで音楽を聴いてほしいと思っているのでは? と我田引水的な解釈を思わずしてしまいたくなりました。そしてVWがちょっぴり好きになるエピソードでした。なんといっても長距離ドライブの前に2時間くらいかけて24枚を厳選するのが最高に楽しいのではないですか?
  

  
  

  

  

  

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