2017年8月18日金曜日

アルファロメオ・ジュリア 『いよいよ日本発売・446万円〜』

  もう1年以上も前からアナウンスがされていたので、まだ発売されてなかったのかー!!・・・なんて呑気な人はいないですよね。他のクルマに脇目も振らずに、一心に待ち望んでいた!!アルファロメオが本当の意味で復活する!!ミ○とかジュ○エッタとか誤魔化しの奥様向けアルファはもううんざりだー!!・・・と156に乗り続けていた人もいるはず。

  残念ながらアルファロメオも本国イタリアではディーゼル疑獄事件に連座していて、なんとディーゼルモデルの日本導入は見送られたようです!!どーやら色々とアウトらしい!!まあでもVWと違って、そもそも存在自体がセーフかアウトか不明なアルファロメオですから、そんなことがあってもなんらファンの気持ちが離れることはないはず。とにかくお行儀の良さだけを誇る日本ブランドに辟易しているクルマ好きが吸い寄せられるブランドです。裏を返せばマツダや日産に少々がっかりしている人々が・・・。

  日本価格もノーマル446万円、スーパー543万円、ヴェローチェ597万円と決まったようです。さあア○ンザとかシ○ックとかカ○リとか凡庸なセダンを買うのはバカバカしいなーと思っているならアルファロメオ・ディーラーへ行ってみたらどーでしょうか。510psの馬鹿エンスーモデルに仕上がっているという『クワドリフォリオ』に注目が集まりますけども、2Lガソリンターボのモデルにもなかなか『らしさ』があって楽しめるクルマになってると思いますよ!!ちなみにスペックはノーマルとスーパーが200ps(FRのみ)で、ヴェローチェが280ps(AWDのみ)。

  某海外メディアの報道によると、乾燥重量は1300kg~1400kg台とのことで、このサイズのFRセダンとしてはかなりの軽量設計ですから、ちょっと大きい『シルビア』と『ランエボ』みたい車が同時に出てきた!!と言っていいかも。そしてクワドリフォリオは『GR-R』。しかも載ってるFCAの2Lターボは、日本でのエボ復活を期待する輩が望む『4B11』と基本設計が同じエンジンで、いわゆる三菱・ヒュンダイ・クライスラーの『GEMA』(4B11)をさらに改良してスクエアからショートストローク化した『タイガーシャーク』と呼ばれるユニットです。

  特にオプションがたくさん付いてそこそこの価格に設定された『ファーストエディション』といった販売ではなく、最初からカタログモデルでの販売になるようです。ちなみにクワドリフォリオの納車は、よほど大きなディーラーでないと見込みでは入っていないようで、ほぼ受注生産になるようです。てっきりメルセデスAMGの『45シリーズ』のような物量作戦を仕掛けてくるのか!?と思ってたのですが、丹念に1台1台を塗装からオーダーメイドで入れていくとのことです。まだまだあらゆる面でメルセデスとは大違いなアルファロメオですねー。

  価格に関しては一時は300万円台を検討する!!みたいな報道もあったので期待したのですが、やはり450万円を下回る妥当な価格設定になりました。ジュリエッタとの価格差を考えればこれがギリギリの設定ではあります。・・・が冷静に考えるとこのクルマ結構すごい!! 本国生産で(現状では)フラッグシップで、三菱ライセンスの直噴ターボが搭載され、しかもショートストローク!!、さらに多段式トルコンAT(ZF-8HP)が装備され、90年代アルファの象徴であるフロント-ダブルウィッシュボーンが復活、そしてサイズもジャガーXEに近似するサイズ。後席のレイアウトもそこまで窮屈ではなさそう。なかなか無敵な設計なんです!!

  ・・・等々のことを考えると、ジャガーXE・pure(489万円)を50万円近く下回ったのは好感が持てます(しかもジュリアはフラッグシップだ!!)。もちろん取得コストを考えるとBMW320iの方が安く抑えられるかもしれませんが、3erはストラットですし、ターボエンジンのピークも低く、なんら外部的な要因がなければ下取りもだいぶ安くなりそうです。もちろんMT車希望というなら話は別ですが・・・ちなみにジュリアはクワドリフォリオとヴェローチェのみ左ハンドルのMTがあるようです(日本にも導入)。右ハンドル車は全てATのみになるとか。

  ちなみに『アルファ版のエボ』となるヴェローチェのMTは、ランエボにDCTを供給したことでも知られる独ゲトラク製が使われます。ちなみに510psのクワドリフォリオのMTは、ゲトラグの限界を超えた!?ようでZF製(アストンマーティン・ヴェンテージのMTと同じ)のようです。主な外観上の違いはマフラ2本出し&19インチ専用ホイールです。なんと言ってもアルファロメオ初のAWDですが・・・お察しの通りマセラティのギブリ、クワトロポルテに設定されているシステムの『お下がり』です。しかしギブリS・Q4は1164万円、クワトロポルテS・Q4は1509万円の『ガチ』高級車ですから、それと同じシステムが597万円は相当なお買い得感がありますねー。買うとしたらヴェローチェか!?

  マセラティ&アルファロメオの『Q4』システムですが、基本的にはFRベースのオンデマンドAWDですが、F:R=0:100が最大で60:40まで動くタイプのようです。その意図は定かではないですが、BMW縦置きの『Xドライブ』やメルセデス縦置きの『4マティック』が0:100から50:50までの可変領域しかないのを踏まえ、それをエンジニアリング的に超越した存在にしよう!!という意地があったのかな?とにかくドイツブランドへの対抗心が強いようですね。

  そもそも『ヴェローチェ』の試乗車が入るのか? AWDはとにかく試乗しないことには何も始まらないですから・・・。レヴォーグ2.0TとWRX・S4に搭載されたFR的な走りをするスバルの新企画のAWDシステムは、街中を流すだけではなかなか伝わらないので、サービスマンがわざわざ交通量の少ないルートへ案内してくれて、とにかく踏んでみてー!!とか言ってましたねー。確かにブレない!!けどちょっとヌルいと感じる人もいるかも(あくまでスバルの話です)。

  走りにこだわるブランドらしく、捨てグレード一切なし!!ディーゼルが導入できないことで、一層ラインナップが引き締まった感があります。『シルビア』『ランエボ』『GT-R』・・・日本のクルマ好きが鼻血出しそうなエッセンスが詰まったモデルだと思います。これは売れるといいですねー。日本車大好きな私ですが、シビック買うくらいなら断然こっちかも!!って気がします。GHアテンザやV36スカイラインから乗り換えるモデルが見当たらないエンスー派にとっても『スーパー』や『ヴェローチェ』でも十分に魅力的ですよー!!



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2017年8月13日日曜日

ジャガー・Eペース 「なんかスゲーのがでてきたぞ!!」

 

  世界で最初にクルマを空に飛ばしそうなブランド・・・ジャガー。新興国マネーと世界中のサプライヤーが『クルマ愛』を掲げて協力した結果、世界の主要市場ではジャガーのなかなかキャラが濃いマシンがそこそこ手頃な価格で買えるようになってきました。『BMWを安く互換する』という戦略を超えて、上級モデル(FタイプSVR)では『元気のないポルシェに蹴りを喰らわす!!』くらいの意気込みすら感じられます。

  突然のアナウンスで日本でも販売が開始された万能中型SUV『Eペース』ですが、これがかなりスポーティなユニットが載っていてなんと450万円!!。ちょっと昔にマツダシャシーを使った『Xタイプ』(400万円 )というセダンがそこそこ売れましたけど、それすら上回る勢いのコスパを発揮してます。FFとなってさらに実用的になって日本市場のBMWを牽引することが期待されるX1と比べても相当にお買い得です。(エクステリアはX1の方が凛々しい気がしますが)

  昨日の夕刻に近所で見ましたー!!まだ配車されていないのかもしれないけど、あれは紛れもなくジャガーのフロントマスクでした!!マカンでもアウディQ3でもQ5でもなくマツダCX5でもなかった!!(薄暗いとちょっと見分けがつきづらいくらいにコイツら似てる) まだ実際にじっくり見たこともないのだけども、車幅が1980mmという「ムチムチ」であろうボデー・・・確かに肉感的なフォルムだった!! 全長は4300mmほどで、4人フル乗車用というよりは、前席だけを使うクーペ的な感覚のSUVです。日本では規格外の、ど迫力の車幅ですから、それでも4500mm級のCX5やエクストレイルと並んでも相当立派に見えるはず。もうこれだけでただものじゃない。

  搭載されているエンジンはいずれもディーゼル(180ps)とガソリンターボ(250ps、300ps)という直4ターボながらもなかなかハイスペックなものが用意されていますが、車重も1800kg超でなかなかのヘビー級です。同じグループのランドローバーとジャガーが押し進めるのが、『レイヤー的』なグレード展開です。ランドローバーからはレンジローバー・ヴェラールが発売になり、ジャガーからはEペースがほぼ同時のリリースになりましたが、簡単に言ってしまうと、ジャガーの『Fペース』(J&L・iQプラットフォーム)をランドローバーに移管したのがヴェラールで、レンジローバー・イヴォーグ/ディスコスポーツのシャシー(J&L・D8プラットフォーム)をジャガーに移管したのが、このEペースです。

  ジャガーはフォードから貰ったXJ/XF用のサルーン用プラットフォームと、Fタイプに新たに採用したスポーツカー用の2種類の専用設計シャシーを持ち、ランドローバーも伝統のラダーフレームシャシーと、ポルシェカイエンに対抗するために作られたレンジローバー・スポーツに使うモノコックのシャシーの2種類を持ち、その下に共通のシャシーを2つ抱えています。XEから導入されたFRシャシーと、レンジローバー・イヴォーグから使われるFFベースのAWDシャシーです。

  BMWブランド全体で4種類のシャシーしかないのに、その半分以下の販売台数しか持たないジャガー&ランドローバーが6つもシャシーを持っているのか!!なんだこの効率の悪そうな・・・と思うんですが、ボトムグレードを担当するFFシャシーが、あのマツダがスカイアクティブ以前に使っていた設計、つまり2000年代に欧州でマツダの名前を広めつつ、VWゴルフの最大の対立候補にまで成長したフォード・フォーカスの設計を使っています。BMWのボトムはご存知のMINIシャシーですから、X1よりもEペースの方が格が上か!?

  イヴォーグ譲り、マツダ&フォードで大成功を収めてきたシャシーなので、新型モデルでもなんじゃこりゃ!?ってこともないでしょうし、MINIシャシーのX1よりも断然に懐の深い乗り味が出せるはず。X1は450万円の価値はない!!とか輸入車好きのカーメディアからも厳しい評価を受けてましたが、確かにBMWらしいフラットな乗り味が犠牲になってるとはっきり感じます。(トラクションにも問題あり!?)

  ややボッタくり価格のX1はともかく、ややお買い得なレクサスNXや、さらにトヨタ・ハリアーに新しく設定されたターボの上級モデルも軽く喰ってしまう感じが・・・。7月に発表済みなのにまだ動画も上がってないし、カーメディアにも出てこない・・・8月6日発売のティーポにも、8月10日発売のベストカーにも出てこないなんてちょっと異常事態じゃないですか!?これはEペースのあまりのコスパに某メーカーが(もしかしらた複数のメーカーが)圧力をかけているのではないか・・・。ジャガー頑張れ!!(ディーゼルは大丈夫か!?)


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