2013年にフルモデルチェンジで登場した現行レクサスISはなかなかセンセーショナルな存在でした。商売上手なトヨタが手際良い事やっているな〜!!と揶揄する向きもあったかもしれないですが、デザインも技術面も作り手の非常に高い意識が見られた1台だったのは間違いないです。日本のカーメディアは渋いレビューばかりが並んでましたが、アメリカでは「これがレクサス!?ちょっとしたサプライズだ!」といった讃辞が送られました。
レクサスISが「カッコいい」「クール」かどうか?は人によってかなり意見が分かれるとは思いますが、このクルマが「平凡ではない」ということは示されているのかな?と思います。このクルマでデート・・・。もちろんTPOってのはありますけども、大筋ではOKなんじゃないですかね。かつての定番車ソアラなんかと肩を並べるようなラグジュアリー感もしっかり漂っていて、「ハイソサイエティ」でかつ「プライベート」なクルマになってます。
ちょっとクルマの本質とは逸れるかもしれないですが、現代の人々は「21世紀のソアラ」なんて全く求めてないのかな?という気がしないでもないです。ソアラの時代とは違って、マトモな人ならば、クルマを使ってナンパをするなんてことは考えなくなってきました。昔と違って今ではクルマを使って知らない人に声をかけるのは、犯罪の匂いがプンプンするわけですよ(そう思わない人はちょっとヤバい。)。未成年者や女性を拉致する(もちろん犯罪です!)のにクルマを使う輩は後を絶ちませんし、中にはナンパを無視されてクルマで轢き殺そうとしたなんて「言語道断」な事件も・・・。悲しいことですが、「モテ車」ってのは、もはや「拳銃」と同じくらいに犯罪の引き金になってしまう時代です。
それとは全く別のことですが、ソアラのような「モテ車」を見るだけで心が動いちゃうようなバブル的な価値観のババアってのは、単に「うっとおしい」だけなので、世の中の男性からは徐々に敬遠されてきています。そういう女性は大抵は「商業主義」にコントロールされて、下らない消費行動を続けるので、例外なくカネに困ったりしている。そんなツマラナイ女性と日々を過ごして貴重な時間を無駄にするなんて本当にバカバカしいことです。そんな女性に関わって人生を消耗するのはさっさと止めて、ノートでもジムニーでもとても嬉しそうに乗ってくれる「かわいい」女性を見つけた方が絶対にいい!そういう時代ですよ・・・たぶん。
レクサスISの日本市場での伸び悩みの理由を「むりやり」考えるとそんなところでしょうか・・・あくまでむりやりです。「価格が高過ぎる」というのはとりあえず理由になっていないです。レクサス車は「相応の価格のクルマが欲しい!」って声を最初から狙ったブランドです。「高過ぎる」と感じてしまう人は、レクサスを所有することで得る便益を十分に使い切れない人だと思います。このISは、ゴルフ、レストラン、ホテルといったレジャーを利用するための「道具」と考えれば、かなりお買い得な部類なはず。もちろん私は全然使える自信が無いのでISの購入はとりあえず考えてません。
実はその「便益」にもどうやら逆風が吹いているように思います。例えば東京近郊に住んでいる人々にとっては、日常の「生活の場所」と非日常の「レジャーの場所」が物理的にどんどん離れていっています・・・レジャーのパラダイム変化が起きています。どっかの都知事のように毎週ごとに湯河原行けば満足というならいいですけども、今では沖縄、長崎、高知といった最果ての地に手軽にLCCで飛んで行ける時代になって、求めるレジャーが質的に大きく変化を起こしました。私はJR九州の豪華レジャー列車に乗りたいとは思いませんけども、東京から800km、1000kmといった距離を挟むことで、東京の風景との「同質性」がだいぶ薄まります。人にもよりますけど、そういう空間で過ごすことが「レジャー」じゃないかと。そしてそれを一度でも実感すると、軽井沢や南房総で過ごすことが安易にレジャーとは思えなくなります(まったくクソみたいな話ですね)。
他にもSUVブームだとか、スポーツカーブームだとか(86にユーザーが流れた!)。とにかくレクサスISが売れる要素がなかなか見出しにくいですね・・・。それでもそこそこ売れているのは、このクルマの素性がとってもいいからなんでしょうけど。大分や熊本や鹿児島といった空港近くに別荘でも構えて、月に2〜3回は成田からジェットスターで片道6000円で飛ぶ。そこにレクサスISを1台置いておく・・・貸別荘の家賃+航空運賃(月3往復×2人)+ISのローンの合計で月額15万円以内で収まれば。数ヶ月ごとに大分、熊本、鹿児島、松山、高松、那覇と拠点を変える・・・こういう別荘ビジネスがあっても良さそうですね。
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2016年7月1日金曜日
2013年5月19日日曜日
新型レクサスIS 「せっかく買うなら"350"一択だな・・・」
新型レクサスISが発売された。発売前からこのクルマのデザインにはとても注目していて、一見して「ちょっとわかりにくい」が決して悪いデザインではなく、歴代のレクサスのラインナップでも最高の出来ではないかと思う。ただレクサスのトップグレードのクルマではないISだけに、特別なデザインを配することで、ブランドのバランスそのものが悪くなるのではという余計な心配をしてしまうほど、「特別なオーラ」があるクルマだ。
新型ISは「特別なデザイン」というだけでなく、現行レクサスGSと同じプラットフォームを使っているということで、二代目(現行)レクサスGSのオーナーからしてみたら少し面白くない展開かもしれない。つまりその分この新型ISは「間違いなく」お買い得なモデルのはずである。新型に設定されたグレードはエンジンスペックで大別すると、250/300h/350の3つなのだが、実際に買うとしたらどれを選ぶのか? 結論から言うと「350以外にはありえない」が答えのような気がする(あくまで主観です、悪しからず・・・)。
ISはレクサスのトップグレードではないにせよ、十分に高価なクルマだ。ゆえに100万円くらい安い他の日本車と比べて「かったるい」加速性能では500万円も出す気がとうてい起きない。「IS250」は車重1580kgとなっているが、想像するだけで大して取り柄の無いクルマがイメージできてしまう。2.5LのV6エンジンはトヨタのクオリティーカーに使われるベースのエンジンで、それほど強調するポイントが無いエンジンだと言える。トヨタだけでなく日産も同様のものを使っているが、このV6の2.5Lというスペックのエンジンが見られるのは日本だけ(トヨタと日産)と言っても過言ではないほど、世界のメーカーではほとんど採用されていない,、やや特殊なエンジンスペックだ。調べがついた限りでは、日産のエンジンを使うルノー・サムスン(韓国)とBMWチャイナ(中国)の作る5シリーズくらいにしか使われていない。
トヨタにせよ日産にせよ、V6の2.5Lは「とりあえずV6」という意味以外に取り柄がないエンジンだ。BMWもMBも直4ターボが主流となった今では相対的に「非力でなおかつ重い」エンジンでしかなくなってしまっている。200万円台で買えるマークXならまだ理解はできるが、「世界のプレミアム」を謳うレクサスブランドで扱うエンジンではないように思う。トヨタの新型車である新型クラウンと新型ISでこのエンジンは使われているが、車重で単純に比較するとマークX(1510kg)>クラウン(1540kg)>IS(1580kg)となり、価格が高いとその分車重も増えてしまっている(直4ターボのBMW320iは1440kg)。これでは新型IS250に500万円払う気には到底ならない。
レクサス300hに関しても車重1680kgにもなっていて、同じパワーユニットで登場し抜群の加速性能を示して好評だったトヨタブランドの「カムリHV」と比べて140kgも重くなっている。いくらなんでも同じクラスのクルマでここまで車重に差がつくものだろうか? 結果としては新型ISに採用されているプラットフォームに関しては、トヨタはあくまで「重厚長大」のイメージで仕上げていて、本来想定されるボディサイズはEセグ以上、つまり車幅1840mm以上で全長4800mm以上のクルマなのだと思う。よってその大きさのクルマを振り回すには「V6の3.5Lエンジン」もしくは「V8エンジン」を載せるくらいがちょうど良いのかもしれない。ISは確かに新型デザインに新型シャシーで文句はないクルマなのだが、もしこのクルマが「V8」専用モデルだったら・・・。トヨタが追い求める「小型プレミアム」が完成したのではないかという気がする。
↓やはりプレミアムスポーツセダンはNAエンジンというレクサスのこだわりはいいですね。
新型ISは「特別なデザイン」というだけでなく、現行レクサスGSと同じプラットフォームを使っているということで、二代目(現行)レクサスGSのオーナーからしてみたら少し面白くない展開かもしれない。つまりその分この新型ISは「間違いなく」お買い得なモデルのはずである。新型に設定されたグレードはエンジンスペックで大別すると、250/300h/350の3つなのだが、実際に買うとしたらどれを選ぶのか? 結論から言うと「350以外にはありえない」が答えのような気がする(あくまで主観です、悪しからず・・・)。
ISはレクサスのトップグレードではないにせよ、十分に高価なクルマだ。ゆえに100万円くらい安い他の日本車と比べて「かったるい」加速性能では500万円も出す気がとうてい起きない。「IS250」は車重1580kgとなっているが、想像するだけで大して取り柄の無いクルマがイメージできてしまう。2.5LのV6エンジンはトヨタのクオリティーカーに使われるベースのエンジンで、それほど強調するポイントが無いエンジンだと言える。トヨタだけでなく日産も同様のものを使っているが、このV6の2.5Lというスペックのエンジンが見られるのは日本だけ(トヨタと日産)と言っても過言ではないほど、世界のメーカーではほとんど採用されていない,、やや特殊なエンジンスペックだ。調べがついた限りでは、日産のエンジンを使うルノー・サムスン(韓国)とBMWチャイナ(中国)の作る5シリーズくらいにしか使われていない。
トヨタにせよ日産にせよ、V6の2.5Lは「とりあえずV6」という意味以外に取り柄がないエンジンだ。BMWもMBも直4ターボが主流となった今では相対的に「非力でなおかつ重い」エンジンでしかなくなってしまっている。200万円台で買えるマークXならまだ理解はできるが、「世界のプレミアム」を謳うレクサスブランドで扱うエンジンではないように思う。トヨタの新型車である新型クラウンと新型ISでこのエンジンは使われているが、車重で単純に比較するとマークX(1510kg)>クラウン(1540kg)>IS(1580kg)となり、価格が高いとその分車重も増えてしまっている(直4ターボのBMW320iは1440kg)。これでは新型IS250に500万円払う気には到底ならない。
レクサス300hに関しても車重1680kgにもなっていて、同じパワーユニットで登場し抜群の加速性能を示して好評だったトヨタブランドの「カムリHV」と比べて140kgも重くなっている。いくらなんでも同じクラスのクルマでここまで車重に差がつくものだろうか? 結果としては新型ISに採用されているプラットフォームに関しては、トヨタはあくまで「重厚長大」のイメージで仕上げていて、本来想定されるボディサイズはEセグ以上、つまり車幅1840mm以上で全長4800mm以上のクルマなのだと思う。よってその大きさのクルマを振り回すには「V6の3.5Lエンジン」もしくは「V8エンジン」を載せるくらいがちょうど良いのかもしれない。ISは確かに新型デザインに新型シャシーで文句はないクルマなのだが、もしこのクルマが「V8」専用モデルだったら・・・。トヨタが追い求める「小型プレミアム」が完成したのではないかという気がする。
↓やはりプレミアムスポーツセダンはNAエンジンというレクサスのこだわりはいいですね。
2013年5月10日金曜日
新型レクサスIS 「ハイブリッド依存型セダンではないはずだが・・・」
「ハイブリッド人気」に甘やかされている感がある日本の高級セダンの販売状況をみていると、時代の流れとはいえ「違和感」を感じてしまう。そもそもセダンは、コンパクトカーに比べて、ホイールベースやトレッド幅を広くとっている傾向が強い。これは居住性やデザインだけでなく、高速道路での走行性能を最大限に高めることに貢献している。自分もセダンを愛用しているが、これを選ぶ最大の理由はまちがいなく「高速安定性」だ。
主な使用目的が「休暇ドライブ」でほぼ毎週のように300km超のドライブに行っているので、高速道路での「燃費」を重点に考えると、低排気量のコンパクトカーやハイブリッド車は選択肢に入らない。ハイブリッド車に惹かれる点は、アップダウンの激しい「箱根」や「雁坂峠」を下るときに使うエンジンブレーキでかなりの充電が出来るような気がするくらいだ。それでもフル充電したところで、リチウム搭載のプリウスPHVでさえEV航続距離はカタログ最大で26kmなので、フーガHVでは微々たる数字だろうし、クラウンHVと同じ「新型IS300h」でもEV航続距離は2~3km程度だろう(それでもないよりはマシか・・・)。
とりあえずハイブリッド車を駆ってハイウェイや峠道へ行っても、今のところはデメリットの方が多いと考えている。ハンドリングを楽しむにはハイブリッドは重すぎると、マツダの開発担当者が言っていたが、峠道で無駄にアンダーが出るクルマだと、狭いところでは正直怖い。やはり峠道に乗っていくなら「ハンドリング」では負けないというクルマじゃないとドライブは楽しめないと思う。プリウスなどのハイブリッド車に乗って一番感じるのは、お尻の下に余計な「座布団」が敷いてある感じがすることだ。おそらく車軸にモーター駆動が付けられている分だけ、路面の状況が緩く伝わってくる。トヨタの足回り設定も当然に災いしているとは思うが、これでは楽しくないし、タイヤがどこまで踏ん張れるかわかりにくいので危険だ(あくまで峠道ではの話です)。
高速での実燃費ではISの「350」「250」「300h」はどれもほとんど差がないので、自分の使い方ならどれでもいいと思う。個性で選ぶとしたら「350」になると思う。Dセグに3.5LのNAエンジンを載せるという「日本車らしい」パッケージに魅力がある。クラウンアスリート、マークX、レクサスIS、フーガ、スカイラインと不人気な3.5(3.7)Lセダンにはまだまだたくさんの車種があるが、日本ではオーソドックスなこれらのクルマと同等以上のドイツ車で購入するには、軽く1000万円はかかってしまうだろう。BMWの直6ターボも絶滅寸前だが、NAでこれ以上のパワーが出せる日本車ってやっぱりすごいなと思う。
新型レクサスISはハイブリッドの予約が圧倒的に多いようだが、いまいち「クルマのイメージ」と「ハイブリッド」が結びつかない気がする。トヨタのハイブリッドは「渋滞」や「混雑」の道路では威力を発揮するといわれているが、自分は混雑道路が大嫌いなので、早朝や深夜時間帯に利用することが多いので、あまり恩恵を得られない。そもそも「新型IS」のデザインからして、混雑が激しい都心部の幹線道路を平日昼間に走らなきゃいけない人が乗るクルマにはとうてい見えないのだが・・・。それでも大盛況なのは、おそらく下取り価格を期待してのことだろうと思う。ただドイツ車を超えるべく新開発されたシャシー(GSと同じだが)に「ハイブリッド」載せて持ち味を消し合ったクルマが今後も評価され続けるとはとうてい思えない。
↓これと基本設計は一緒です。GSも車重がなかなか抑えられていて、抜群の走行性能が想像できます。ただ「350」で580万円からというのは・・・。
主な使用目的が「休暇ドライブ」でほぼ毎週のように300km超のドライブに行っているので、高速道路での「燃費」を重点に考えると、低排気量のコンパクトカーやハイブリッド車は選択肢に入らない。ハイブリッド車に惹かれる点は、アップダウンの激しい「箱根」や「雁坂峠」を下るときに使うエンジンブレーキでかなりの充電が出来るような気がするくらいだ。それでもフル充電したところで、リチウム搭載のプリウスPHVでさえEV航続距離はカタログ最大で26kmなので、フーガHVでは微々たる数字だろうし、クラウンHVと同じ「新型IS300h」でもEV航続距離は2~3km程度だろう(それでもないよりはマシか・・・)。
とりあえずハイブリッド車を駆ってハイウェイや峠道へ行っても、今のところはデメリットの方が多いと考えている。ハンドリングを楽しむにはハイブリッドは重すぎると、マツダの開発担当者が言っていたが、峠道で無駄にアンダーが出るクルマだと、狭いところでは正直怖い。やはり峠道に乗っていくなら「ハンドリング」では負けないというクルマじゃないとドライブは楽しめないと思う。プリウスなどのハイブリッド車に乗って一番感じるのは、お尻の下に余計な「座布団」が敷いてある感じがすることだ。おそらく車軸にモーター駆動が付けられている分だけ、路面の状況が緩く伝わってくる。トヨタの足回り設定も当然に災いしているとは思うが、これでは楽しくないし、タイヤがどこまで踏ん張れるかわかりにくいので危険だ(あくまで峠道ではの話です)。
高速での実燃費ではISの「350」「250」「300h」はどれもほとんど差がないので、自分の使い方ならどれでもいいと思う。個性で選ぶとしたら「350」になると思う。Dセグに3.5LのNAエンジンを載せるという「日本車らしい」パッケージに魅力がある。クラウンアスリート、マークX、レクサスIS、フーガ、スカイラインと不人気な3.5(3.7)Lセダンにはまだまだたくさんの車種があるが、日本ではオーソドックスなこれらのクルマと同等以上のドイツ車で購入するには、軽く1000万円はかかってしまうだろう。BMWの直6ターボも絶滅寸前だが、NAでこれ以上のパワーが出せる日本車ってやっぱりすごいなと思う。
新型レクサスISはハイブリッドの予約が圧倒的に多いようだが、いまいち「クルマのイメージ」と「ハイブリッド」が結びつかない気がする。トヨタのハイブリッドは「渋滞」や「混雑」の道路では威力を発揮するといわれているが、自分は混雑道路が大嫌いなので、早朝や深夜時間帯に利用することが多いので、あまり恩恵を得られない。そもそも「新型IS」のデザインからして、混雑が激しい都心部の幹線道路を平日昼間に走らなきゃいけない人が乗るクルマにはとうてい見えないのだが・・・。それでも大盛況なのは、おそらく下取り価格を期待してのことだろうと思う。ただドイツ車を超えるべく新開発されたシャシー(GSと同じだが)に「ハイブリッド」載せて持ち味を消し合ったクルマが今後も評価され続けるとはとうてい思えない。
↓これと基本設計は一緒です。GSも車重がなかなか抑えられていて、抜群の走行性能が想像できます。ただ「350」で580万円からというのは・・・。
2013年4月23日火曜日
レクサスIS 「イタリアの風は吹くのか?」
新型ISのデザインの「肝」は、アルファロメオのような「斬新さ」を、プレミアムブランドのフォーマットに上手く取込んで、まったくといっていいほどに「既視感」を感じないものに仕上げたことだと思う。レクサスの取り組みにおける「新型IS」は、LFAなどの特別なモデルで実験的に行ってきた「新しいブランドコンセプト」をついに量販車へと搭載する第一号のクルマになっている。そもそもLFAは「スーパーカー」としてデザインされているので、どうしてもスーパーカーの「本場」イタリア車のイメージがどうしても重なってしまう。新型ISもそのデザインを受け継いでいるので、当然ながらどこか「イタリア車」のような華飾が印象的だ。
新型ISはドイツ車をライバルと公言して開発されているせいか、「アルファロメオ」ようだという感想を持たれることは少ないのかもしれない。しかしその影響は大きく見てとれるし「アルファ」の新作セダンと言われても納得してしまうようなデザインだと思う。デトロイトショーで発表された時から、ドイツプレミアムへの「コンプレックス」を少しも感じさせない「スケールの大きな」デザインであったし、新型アテンザがドイツ車への対抗意識を丸出しにしたデザインへと「変貌」したのとは一線を画した「大人のコンセプト」を体現していた。
ドイツ車に勝つために、イタリア車の雰囲気を拝借したとも言えるが、このアイディア自体はまだまだ他のメーカーが目を向けていないものだし、「エッセンス」を上手く取り入れて「オリジナル」なものにしていると思う。ただこの「イタリアのエッセンス」は早くも今後グローバルプレミアムカーのデザインの一つの流行になるのでは?という気配を見せ始めている。新型ISより早く登場している「イタリアン」エッセンスのクルマが、フィアットグループの米国メーカー・クライスラーのブランド「ダッジ」のCセグプレミアムセダンの「ダート」だ。同じフィアットグループのアルファロメオ・ジュリエッタの車台を使ったオシャレなセダンで、フロントデザインこそダッジの一員を示す「豪快なグリル」だが、サイドやリアのデザインは紛れもなく「イタリアン」になっている。
新型ISのデザインは北米で行われたそうだが、日本で見ているとまるで「突然変異」のように出て来たように思われるが、このデザインの採用を後押ししたのは、恐らくこのダッジの「ダート」が北米市場で新たな潮流を起こしているのを敏感に感じ取ったもののように思う。「ダート」はやや行き詰まっていたダッジブランドに再び生命を吹き込む象徴のようなクルマであり、「新型IS」も混迷を極めていたレクサスデザインに新たな方向性を見せるクルマになるような勢いを感じる。全てのプレミアムブランドはまずは北米を目指し、その後中国へと「溢れて」いく。北米と中国でヒットする為には、頂点にあるメルセデスに匹敵するほどの「押しの強い」フロントこそが「正攻法」と考えられてきた。アキュラ・インフィニティ・キャデラック・リンカーンといった有力プレミアムブランドが「鉄仮面」のような強烈なフロントを競いあっているが、「ダッジ」と「レクサス」は「イタリアン」という新たな方向性を見出したようだ。今後の「プレミアムセダンデザイン」の流行がどのように推移していくかに注目したい。
↓レクサスLFAのような「ポップで柔らかい」デザインで北米を制してほしい気もします・・・
新型ISはドイツ車をライバルと公言して開発されているせいか、「アルファロメオ」ようだという感想を持たれることは少ないのかもしれない。しかしその影響は大きく見てとれるし「アルファ」の新作セダンと言われても納得してしまうようなデザインだと思う。デトロイトショーで発表された時から、ドイツプレミアムへの「コンプレックス」を少しも感じさせない「スケールの大きな」デザインであったし、新型アテンザがドイツ車への対抗意識を丸出しにしたデザインへと「変貌」したのとは一線を画した「大人のコンセプト」を体現していた。
ドイツ車に勝つために、イタリア車の雰囲気を拝借したとも言えるが、このアイディア自体はまだまだ他のメーカーが目を向けていないものだし、「エッセンス」を上手く取り入れて「オリジナル」なものにしていると思う。ただこの「イタリアのエッセンス」は早くも今後グローバルプレミアムカーのデザインの一つの流行になるのでは?という気配を見せ始めている。新型ISより早く登場している「イタリアン」エッセンスのクルマが、フィアットグループの米国メーカー・クライスラーのブランド「ダッジ」のCセグプレミアムセダンの「ダート」だ。同じフィアットグループのアルファロメオ・ジュリエッタの車台を使ったオシャレなセダンで、フロントデザインこそダッジの一員を示す「豪快なグリル」だが、サイドやリアのデザインは紛れもなく「イタリアン」になっている。
新型ISのデザインは北米で行われたそうだが、日本で見ているとまるで「突然変異」のように出て来たように思われるが、このデザインの採用を後押ししたのは、恐らくこのダッジの「ダート」が北米市場で新たな潮流を起こしているのを敏感に感じ取ったもののように思う。「ダート」はやや行き詰まっていたダッジブランドに再び生命を吹き込む象徴のようなクルマであり、「新型IS」も混迷を極めていたレクサスデザインに新たな方向性を見せるクルマになるような勢いを感じる。全てのプレミアムブランドはまずは北米を目指し、その後中国へと「溢れて」いく。北米と中国でヒットする為には、頂点にあるメルセデスに匹敵するほどの「押しの強い」フロントこそが「正攻法」と考えられてきた。アキュラ・インフィニティ・キャデラック・リンカーンといった有力プレミアムブランドが「鉄仮面」のような強烈なフロントを競いあっているが、「ダッジ」と「レクサス」は「イタリアン」という新たな方向性を見出したようだ。今後の「プレミアムセダンデザイン」の流行がどのように推移していくかに注目したい。
↓レクサスLFAのような「ポップで柔らかい」デザインで北米を制してほしい気もします・・・
2013年4月10日水曜日
新型レクサスIS ついに登場・・・その2
去年FMCを迎えたレクサスGSは、レクサスの新型グリル車として発売されましたが、日本市場では初期出荷だけで終わってしまった印象なのが残念でした。調子が出なかった原因は新型グリルではなく、目玉グレードのHV仕様「450h」の価格設定がちょっと手を出しづらいところだったのが影響したと思います。
さらに従来からある3.5LのNAもこのクラスのクルマにしては印象が薄い気がします。いまさら「GS=アリスト」と言うつもりはありませんが、3Lターボのアリスト(450万円)よりもパワーもあって燃費も若干は良くなっていて、内装も格段にレベルアップしていて、車重もすこし軽くなっているくらいの「GS350」(580万円)は価格差は埋めて余りあるくらいの出来のはずなのですが、「直列6気筒ターボ」を積んでいたアリストの方が、クルマ好きに「ドキドキ」を与えていたような気がするのです。ちょっと失礼ですが「ただの高級車」のGSと「世界最速スポーツセダン」のアリストではユーザー層も変わってくるでしょうし、トヨタとしてはアリストの「ブランド」を上手く、初代GSに引き継げなかっただけでなく、2代目GSもアリストを超越したイメージを発信することができていないと思います(まったく考えなかったのでしょうか?)。
さて新型ISですが、こちらも日本のレクサスでは2代目になりました。前身車種である「アルテッツァ」がなかなかの人気車種だったせいもあって、初代は「レクサスのベースグレード」としての評価でそこそこの販売を確保したようですが、クルマ自体の評価で「アルテッツァ」を超えたという評判はついには得られませんでした。そもそもアルテッツァは「軽量FR」というトヨタ開発陣がやたらとこだわるコンセプトのクルマなので、現行レクサスISとは方向性がかなり違うもののはずなのに、トヨタは騙し騙しISを都合良くイメージを付けて売ってきたと思います。
現行のISがアルテッツァの後継で同じプラットフォームのものを使っているのも事実で、初代ISはクルマの「キャラクター」としては曖昧な部分がありました。極端に言うとレクサスのお手本とされるアウディのラインナップで「A4」に当てはまるのが「IS」なのですが、アルテッツァは軽さが身上の「TT」をセダンにしたような位置づけのクルマになると思います。アルテッツァをベースとする初代ISは、アウディにおける「A4」なのかそれとも「TT」なのかをごまかしながら、8年もの長いスパンで売り続けてきました。
2005年のレクサス開業当初は、「とりあえずレクサスオーナーになりたい」という人も多くISの販売も堅調だったようですが、レクサスでのHV展開が始まり、最廉価モデルではなくなった現状では、クルマ本来の魅力がないと販売につながらなくなっています。トヨタももちろんそれを自覚していて、かなりの「覚悟」を持って、今回のFMCに臨んでいるのが伝わってきます。
新型ISはもはや「アルテッツァ」の影はまったく感じないクルマへと進化したと思います。「アルテッツァ」的なクルマ(軽量でスポーティ)を求めるユーザーには、とりあえず「86」が用意されたので、ISは全力で「脱アルテッツァ」に振っているのかなと思います。この振り幅が結構大きくて、トヨタ(レクサス)待望の「新型セダン」といってもいいくらいの変貌ぶりです。トヨタの開発者も「少なくともメルセデスやBMWと同等以上の車体剛性」という、なかなかの「上から目線」っぷりでコメントしていましたが、この言葉の真意は「MBやBMWのDセグなんて分解したけどたいした出来ではない」というトヨタの本音があるように思います。その上で「新型ISはドイツのプレミアムDセグのような南アフリカで作られるテキトーなクルマとは根本的に違います」という想いもあるのではないでしょうか(今までのISを棚に上げての発言が気になりますが・・・)。
↓トヨタはこのクルマをどう料理してくるのでしょうか?BMW製の直6ターボ搭載モデルを追加とかしそうですね。
さらに従来からある3.5LのNAもこのクラスのクルマにしては印象が薄い気がします。いまさら「GS=アリスト」と言うつもりはありませんが、3Lターボのアリスト(450万円)よりもパワーもあって燃費も若干は良くなっていて、内装も格段にレベルアップしていて、車重もすこし軽くなっているくらいの「GS350」(580万円)は価格差は埋めて余りあるくらいの出来のはずなのですが、「直列6気筒ターボ」を積んでいたアリストの方が、クルマ好きに「ドキドキ」を与えていたような気がするのです。ちょっと失礼ですが「ただの高級車」のGSと「世界最速スポーツセダン」のアリストではユーザー層も変わってくるでしょうし、トヨタとしてはアリストの「ブランド」を上手く、初代GSに引き継げなかっただけでなく、2代目GSもアリストを超越したイメージを発信することができていないと思います(まったく考えなかったのでしょうか?)。
さて新型ISですが、こちらも日本のレクサスでは2代目になりました。前身車種である「アルテッツァ」がなかなかの人気車種だったせいもあって、初代は「レクサスのベースグレード」としての評価でそこそこの販売を確保したようですが、クルマ自体の評価で「アルテッツァ」を超えたという評判はついには得られませんでした。そもそもアルテッツァは「軽量FR」というトヨタ開発陣がやたらとこだわるコンセプトのクルマなので、現行レクサスISとは方向性がかなり違うもののはずなのに、トヨタは騙し騙しISを都合良くイメージを付けて売ってきたと思います。
現行のISがアルテッツァの後継で同じプラットフォームのものを使っているのも事実で、初代ISはクルマの「キャラクター」としては曖昧な部分がありました。極端に言うとレクサスのお手本とされるアウディのラインナップで「A4」に当てはまるのが「IS」なのですが、アルテッツァは軽さが身上の「TT」をセダンにしたような位置づけのクルマになると思います。アルテッツァをベースとする初代ISは、アウディにおける「A4」なのかそれとも「TT」なのかをごまかしながら、8年もの長いスパンで売り続けてきました。
2005年のレクサス開業当初は、「とりあえずレクサスオーナーになりたい」という人も多くISの販売も堅調だったようですが、レクサスでのHV展開が始まり、最廉価モデルではなくなった現状では、クルマ本来の魅力がないと販売につながらなくなっています。トヨタももちろんそれを自覚していて、かなりの「覚悟」を持って、今回のFMCに臨んでいるのが伝わってきます。
新型ISはもはや「アルテッツァ」の影はまったく感じないクルマへと進化したと思います。「アルテッツァ」的なクルマ(軽量でスポーティ)を求めるユーザーには、とりあえず「86」が用意されたので、ISは全力で「脱アルテッツァ」に振っているのかなと思います。この振り幅が結構大きくて、トヨタ(レクサス)待望の「新型セダン」といってもいいくらいの変貌ぶりです。トヨタの開発者も「少なくともメルセデスやBMWと同等以上の車体剛性」という、なかなかの「上から目線」っぷりでコメントしていましたが、この言葉の真意は「MBやBMWのDセグなんて分解したけどたいした出来ではない」というトヨタの本音があるように思います。その上で「新型ISはドイツのプレミアムDセグのような南アフリカで作られるテキトーなクルマとは根本的に違います」という想いもあるのではないでしょうか(今までのISを棚に上げての発言が気になりますが・・・)。
↓トヨタはこのクルマをどう料理してくるのでしょうか?BMW製の直6ターボ搭載モデルを追加とかしそうですね。
2013年4月8日月曜日
新型レクサスIS ついに登場・・・
いよいよ来月に新型ISが発売されることが、レクサスの「意味不明」なプロモーションビデオでほのめかされています(あの動画の主旨がまったくわかりません・・・)。クラウンは先代のシャシーをそのまま使ったそうですが、新型ISは新しいプラットフォーム(GSと同じ)が投入されていて、デザインも車体の大きさも変更になったので、トヨタのいつものFMCとは違い「新型車」登場の感が強いです。
新型ISの特徴を端的に言うと・・・、ミドルサイズ(Dセグ)のプレミアムセダンは一般的にダサいけど、このクルマは「ただならぬ気配を感じさせる」フロントデザインのおかげで「独特のオーラ」が出ていてとてもいい感じでしょうか・・・。どこか「影」があるような不思議な魅力が宿っています。このクルマなら駐車場でとなりにBMW5やメルセデスCLSが停まっていても、全然遜色ないくらいの存在感があります。となりにフルサイズセダンが来るとBMW3やメルセデスCなどのISのライバル車は「カローラか?」というくらいに存在感が無くなってしまう難点があったので、その問題に真摯に取り組んだレクサスのデザイナーは素晴らしいと思います。
せっかくの新設計もエンジンの設定がクラウンアスリートとまったく同じ3グレードなので、ちょっと「新鮮さ」がない気もしますが、「FR車なのだから6気筒エンジンを積むのは当然だ」と言わんばかりのトヨタの姿勢は決してブレてないです。「FR」なのに「直4ターボ」ばかりのラインナップ(FRの必然性を感じない)でデザインも平凡極まりないライバル車のポリシーも何もない「醜態」は見ていて気の毒に思うくらいです(情報弱者をカモにするブランド商法か?)。現実に「プレミアムDセグメント」はほとんどユーザーをナメてるとしか考えられない悲惨な状況が続いています。BMW3・メルセデスC・アウディA4はちょっと調べれば誰でも分かるくらいに矛盾だらけで「???」なことが多いです。そんな「暗黒セグメント」のイメージを変えてくれるのではないかと期待できるほど、レクサスISは全く「別次元」の出来映えのクルマだと確信しています(Dセグでもフラッグシップカーのような扱いをするのがレクサスの良いところですね)。
トヨタがレクサスというチャンネルを使って、「日本で作る日本的高級車」を世界に売り出しているという事実は、今さらながら素晴らしいことだと思います。インフィニティやアキュラが日本のユーザーには縁が薄い存在なのに対し、トヨタはバブル期の日本の自動車産業が生み出した「世界で最もコンフォータブルな」品質で世界に勝負しています。たしかに車体価格は高いですが、日本車が本来持っている優越性を守りつつさらに進化させ、今やメルセデスを超える支持を得ている地域もあるほどに躍進しています。インフィニティもアキュラも同様ですが、プレミアムブランドというコンセプトはドイツ的ではありますが、実際に売っているクルマは日本車としてのパッケージを「芯」として強く持っていて大いに好感が持てます(スカイライン・アコードなど)。レクサスも国内専用車のクラウンと同じエンジンを使うことで「新型IS」は紛れも無く「日本車」だと示したいということなのかもしれません。
↓新型レクサスISは間違いなく歴史に名を残す「名車」になると思います。
新型ISの特徴を端的に言うと・・・、ミドルサイズ(Dセグ)のプレミアムセダンは一般的にダサいけど、このクルマは「ただならぬ気配を感じさせる」フロントデザインのおかげで「独特のオーラ」が出ていてとてもいい感じでしょうか・・・。どこか「影」があるような不思議な魅力が宿っています。このクルマなら駐車場でとなりにBMW5やメルセデスCLSが停まっていても、全然遜色ないくらいの存在感があります。となりにフルサイズセダンが来るとBMW3やメルセデスCなどのISのライバル車は「カローラか?」というくらいに存在感が無くなってしまう難点があったので、その問題に真摯に取り組んだレクサスのデザイナーは素晴らしいと思います。
せっかくの新設計もエンジンの設定がクラウンアスリートとまったく同じ3グレードなので、ちょっと「新鮮さ」がない気もしますが、「FR車なのだから6気筒エンジンを積むのは当然だ」と言わんばかりのトヨタの姿勢は決してブレてないです。「FR」なのに「直4ターボ」ばかりのラインナップ(FRの必然性を感じない)でデザインも平凡極まりないライバル車のポリシーも何もない「醜態」は見ていて気の毒に思うくらいです(情報弱者をカモにするブランド商法か?)。現実に「プレミアムDセグメント」はほとんどユーザーをナメてるとしか考えられない悲惨な状況が続いています。BMW3・メルセデスC・アウディA4はちょっと調べれば誰でも分かるくらいに矛盾だらけで「???」なことが多いです。そんな「暗黒セグメント」のイメージを変えてくれるのではないかと期待できるほど、レクサスISは全く「別次元」の出来映えのクルマだと確信しています(Dセグでもフラッグシップカーのような扱いをするのがレクサスの良いところですね)。
トヨタがレクサスというチャンネルを使って、「日本で作る日本的高級車」を世界に売り出しているという事実は、今さらながら素晴らしいことだと思います。インフィニティやアキュラが日本のユーザーには縁が薄い存在なのに対し、トヨタはバブル期の日本の自動車産業が生み出した「世界で最もコンフォータブルな」品質で世界に勝負しています。たしかに車体価格は高いですが、日本車が本来持っている優越性を守りつつさらに進化させ、今やメルセデスを超える支持を得ている地域もあるほどに躍進しています。インフィニティもアキュラも同様ですが、プレミアムブランドというコンセプトはドイツ的ではありますが、実際に売っているクルマは日本車としてのパッケージを「芯」として強く持っていて大いに好感が持てます(スカイライン・アコードなど)。レクサスも国内専用車のクラウンと同じエンジンを使うことで「新型IS」は紛れも無く「日本車」だと示したいということなのかもしれません。
↓新型レクサスISは間違いなく歴史に名を残す「名車」になると思います。
2013年3月19日火曜日
新型レクサスISはトヨタ「確変」デザインか
新型ISのデザインに衝撃を受け、この2ヶ月の間いろいろと妄想しているうちに「これ買うしかないな・・・」という気持ちになってきました。レクサスなんて日本展開を始めた2005年当初から「トヨタの値上げ」でしかないと思ってましたし、ISはアルテッツアの改良版なのだからせいぜい300万円程度のはずが500万円もするという事実が理解できなかったです。レクサスの不振が報道されても、特にトヨタ嫌いなわけでもない自分がまったくほしいと思わないのだから、当然のことだと思いましたね・・・。
よくレクサスは価格が高過ぎるから売れないと言われているが、それはちょっと違うのではないでしょうか。500万円のクルマだって本当に魅力があればみんな買うと思います(日本人は結構お金持ちです)。なんで買わないかというとはっきり言って「得しないから」じゃないかという気がします。レクサスのクルマに本当に魅力があれば、3年で下取りが半額以下になることなんてないはずなんです。初代のGSなんか悲惨なもので、新車で700万円したクルマが5年落ちの中古車で200万円で買えてしまう。この中古車は見栄を張りたい人にはオススメだ。見栄を張ることは決して悪いことではない、むしろ懸命なすばらしい努力だし、それによって得られるものも少なくないはず、今の時代は相手にいかに信用を与えることができるかがとても大切だから。彼女のためにいいクルマを選ぶというのも恥ずかしいことではないと思います。
いままでどうも投資対象にはならなかったレクサスのクルマに、とうとう買ってもいいと思えるクルマが出て来てしまいました。「ほしいな」というクルマはいまでもあったけど、「CTが300万ならば・・・」と価格ばかりがかなり上回ってしまっていた(CTは乗り出し400万〜)。しかしこの新型ISが500万円というなら、ぜひほしいと思います。300万円以下で買えるマークXとほぼ同じ性能のクルマだとしても、マークXにG'sかモデリスタのフルエアロを装備(+80~120万円)したものよりも、さらにカッコいいと思えるからむしろ安いくらいです。350万円のゴルフGTIとほぼ同性能のアウディTTを500万円で買う感覚に似ているかもしれません。アウディTTもデザインに強烈に納得できる不思議な魅力に溢れたクルマです。
アウディTTは「最高の彼女が出来た時に」一瞬、頭の中を過るスペシャリティカーです。新車で約500万円します。ただ彼女とのデートには最適ですが、実家の両親を乗せることはできない(リアシートが狭い)のが悩みどころです。でもこれからは同じ500万円で新型レクサスISを買えばいいと思います。初代ISはTTと比べると普通のクルマに見えてしまって「スペシャリティ」感に乏しいですが、新型なら十分にTTと張り合えるだけの「個性」がある。NAエンジンだから静かだし、両親を後ろに乗せるにも十分な広さになっています(先代より後席がさらに広くなっている)。問題は「マツダのアテンザなら300万円で買える」ということでしょうか・・・。でもこのISにはアテンザでは到達できない素晴らしい世界観が乗っかっているように自分には思えて仕方ないのです。
↓デート演出の写真がふんだんに使われていて、クルマの良さをよく引き出していると思います。「新型レクサスISのすべて」も夜景の写真をたくさん使ってきれいに作ってほしいな。
よくレクサスは価格が高過ぎるから売れないと言われているが、それはちょっと違うのではないでしょうか。500万円のクルマだって本当に魅力があればみんな買うと思います(日本人は結構お金持ちです)。なんで買わないかというとはっきり言って「得しないから」じゃないかという気がします。レクサスのクルマに本当に魅力があれば、3年で下取りが半額以下になることなんてないはずなんです。初代のGSなんか悲惨なもので、新車で700万円したクルマが5年落ちの中古車で200万円で買えてしまう。この中古車は見栄を張りたい人にはオススメだ。見栄を張ることは決して悪いことではない、むしろ懸命なすばらしい努力だし、それによって得られるものも少なくないはず、今の時代は相手にいかに信用を与えることができるかがとても大切だから。彼女のためにいいクルマを選ぶというのも恥ずかしいことではないと思います。
いままでどうも投資対象にはならなかったレクサスのクルマに、とうとう買ってもいいと思えるクルマが出て来てしまいました。「ほしいな」というクルマはいまでもあったけど、「CTが300万ならば・・・」と価格ばかりがかなり上回ってしまっていた(CTは乗り出し400万〜)。しかしこの新型ISが500万円というなら、ぜひほしいと思います。300万円以下で買えるマークXとほぼ同じ性能のクルマだとしても、マークXにG'sかモデリスタのフルエアロを装備(+80~120万円)したものよりも、さらにカッコいいと思えるからむしろ安いくらいです。350万円のゴルフGTIとほぼ同性能のアウディTTを500万円で買う感覚に似ているかもしれません。アウディTTもデザインに強烈に納得できる不思議な魅力に溢れたクルマです。
アウディTTは「最高の彼女が出来た時に」一瞬、頭の中を過るスペシャリティカーです。新車で約500万円します。ただ彼女とのデートには最適ですが、実家の両親を乗せることはできない(リアシートが狭い)のが悩みどころです。でもこれからは同じ500万円で新型レクサスISを買えばいいと思います。初代ISはTTと比べると普通のクルマに見えてしまって「スペシャリティ」感に乏しいですが、新型なら十分にTTと張り合えるだけの「個性」がある。NAエンジンだから静かだし、両親を後ろに乗せるにも十分な広さになっています(先代より後席がさらに広くなっている)。問題は「マツダのアテンザなら300万円で買える」ということでしょうか・・・。でもこのISにはアテンザでは到達できない素晴らしい世界観が乗っかっているように自分には思えて仕方ないのです。
↓デート演出の写真がふんだんに使われていて、クルマの良さをよく引き出していると思います。「新型レクサスISのすべて」も夜景の写真をたくさん使ってきれいに作ってほしいな。
2013年3月7日木曜日
新型レクサスIS「もはやドイツ車との決着はついた」
「日本車はドイツ車から数年遅れている」と真顔で言っているのは、もはや日本人くらいなもので、世界の評価ではトヨタや日産がメルセデスやBMWに負けているなんて誰も思ってはいない。実際ドイツ車が日本車に対して唯一アドバンテージを持っていたと思われていた、「高級セダン」部門でもすでに決着はついている。トヨタの渾身のこの新型レクサスISを見て思うのは、ドイツプレミアムセダンはすでにライバルではないということだ。トヨタにとってドイツ車のライバルとして日本市場に送り込んでいるのは、DセグではマークXであり、Eセグではクラウンだ。それぞれのセグメントのドイツ車をじっくり見るとこの2台を明らかに上回っていると言えるクルマはない。
レクサスISが目指すのは(すこし視野に入っているのは)、北米のDセグ最高峰に位置するインフィニティG(スカイライン)だ。あれだけのデザインを用意したのだから、おそらく価格も妥協せずに3万7000ドル〜のDセグ最高の価格を付けてくると思われる。もはや北米では日本車のシェアは絶対的なものであり、それは高級車においても同じだ。高所得の北米のユダヤ人がドイツ車を嫌うという話も聞かれるが、冷静に考えてスカイラインの基本設計はBMW3やベンツCを完全に圧倒しているのは明らかであり、クルマの本質に向き合った価格設定が行われる北米の評価がそれを証明している。
スカイラインとレクサスISが、Dセグの中では最高の評価を争う2台となっている(当然ながらベンツの本質はSクラスにあってそのステータスには及ばないが・・・)。北米市場での日本車同士の熾烈な消耗戦はトヨタも日産も望んではいないだろう。日本車シェアが今以上に高まれば、さらなる「摩擦」が起こりさまざまな「費用」が発生する。さらに日本車だけが占める状況は市場の不活性を生んでしまう。ドイツ勢にしろヒュンダイにしろもっと真剣にやってほしいというのが、トヨタ・日産の本音だと思う(BMWやアウディからしてみたらこの両社の無尽蔵の技術力には呆れてしまうほどだろう)。
ベンツが日産とBMWがトヨタとの提携に踏み切ったのは、もはや単独では日本車に対抗する競争力がないと判断したからだろう。ベンツもBMWも高級車に軸足を置いているので販売台数は8大メーカー+PSAとスズキのトップ10から大きく置いていかれたところにいる。足元を見ればスバルやマツダが高級路線(クオリティカー路線?)にシフトしながら、もの凄い勢いで追い上げている(2013年1月ではスバル>ベンツ>マツダ>BMWの順番)。もはやトヨタや日産どころかそのOEMを担う日本のマイナーメーカー(技術力は抜群)にも負けそうな悲壮感すらある。ベンツやBMWもまたスバルやマツダのようにOEMメーカーとしての生き残りを目指しているようだ。
↓北米での日本セダンの躍進(レベルの高さ)が日本市場に回帰した?日本での「クオリティカーブーム」は歓迎したいと思います。
レクサスISが目指すのは(すこし視野に入っているのは)、北米のDセグ最高峰に位置するインフィニティG(スカイライン)だ。あれだけのデザインを用意したのだから、おそらく価格も妥協せずに3万7000ドル〜のDセグ最高の価格を付けてくると思われる。もはや北米では日本車のシェアは絶対的なものであり、それは高級車においても同じだ。高所得の北米のユダヤ人がドイツ車を嫌うという話も聞かれるが、冷静に考えてスカイラインの基本設計はBMW3やベンツCを完全に圧倒しているのは明らかであり、クルマの本質に向き合った価格設定が行われる北米の評価がそれを証明している。
スカイラインとレクサスISが、Dセグの中では最高の評価を争う2台となっている(当然ながらベンツの本質はSクラスにあってそのステータスには及ばないが・・・)。北米市場での日本車同士の熾烈な消耗戦はトヨタも日産も望んではいないだろう。日本車シェアが今以上に高まれば、さらなる「摩擦」が起こりさまざまな「費用」が発生する。さらに日本車だけが占める状況は市場の不活性を生んでしまう。ドイツ勢にしろヒュンダイにしろもっと真剣にやってほしいというのが、トヨタ・日産の本音だと思う(BMWやアウディからしてみたらこの両社の無尽蔵の技術力には呆れてしまうほどだろう)。
ベンツが日産とBMWがトヨタとの提携に踏み切ったのは、もはや単独では日本車に対抗する競争力がないと判断したからだろう。ベンツもBMWも高級車に軸足を置いているので販売台数は8大メーカー+PSAとスズキのトップ10から大きく置いていかれたところにいる。足元を見ればスバルやマツダが高級路線(クオリティカー路線?)にシフトしながら、もの凄い勢いで追い上げている(2013年1月ではスバル>ベンツ>マツダ>BMWの順番)。もはやトヨタや日産どころかそのOEMを担う日本のマイナーメーカー(技術力は抜群)にも負けそうな悲壮感すらある。ベンツやBMWもまたスバルやマツダのようにOEMメーカーとしての生き残りを目指しているようだ。
↓北米での日本セダンの躍進(レベルの高さ)が日本市場に回帰した?日本での「クオリティカーブーム」は歓迎したいと思います。
2013年2月25日月曜日
レクサスIS 北米レクサスサイト登場で6月デビューだとか
北米向けのサイトでは新型ISがすでに公開されていて、改めて眺めるとなんかクルマのキャラクターが変わった印象さえ受けますね。もはやあのどこか奥ゆかしいISではなく、ベントレーやアストンマーティンの新型ミドルセダンか?という佇まいになってますね・・・。従来のライバルだったアウディA4やBMW3シリーズはもはや「眼中にない」といった自信を感じるデザインの作り込みです。「トヨタではやれないことを、レクサスでやった」と言われたらなんとなく説得力がある気がします。レクサス=外国車なので「これでOK」というわけで、とても筋が通っています。
このクルマをクラウンを見る目で「ダメだな〜」という声も早くもありますが、これは絶対にダメじゃないクルマだと断言できますね。レクサスの価格に見合うクルマを追求したこのデザインはブランドを考えるととてもいいと思います。アテンザやクラウンは、インパクトは確かにありますが、どこかで過激さを押さえた絶妙なデザインにまとめていると思います。下品か上品かでいえばどちらも上品なクルマになっています。このISは世界で最も高価なDセグセダンなので上品だけじゃ「お話にならない」です。スペシャリティが無ければ絶対に売れない時代(ベンツもBMWもブランド名だけで売れる時代ではない)ということを必死で体現しているデザインですね(必死な感じありますよね?)。
批判もされたり、コアなファンの期待に応えたりでレクサスというブランドもなんだかんだで急成長を遂げていますね。キャデラックATSが日本で発売されますが、この新型ISと並んだらもはや「普通のセダン」です。現行ベンツCクラスなんてもっと悲惨な状況になるでしょう(もともと平凡なデザインだし)。「プレミアム」ってなんだ?ってことになります。とにかく新型ISは優雅なクルマです、下手すると「東アジア的な成金主義のクルマ」とか言われるかもしれません(日本のアンチの方々に)。それでもドイツやアメリカのメーカーが「これが本物のプレミアムだ」とばかりに持ってきたクルマを、日本車が圧倒するなんて10年前には考えられない展開ですよね?日本車好きとしては、この状況(あくまで予想ですが)にとてつもない「カタルシス」を感じるわけです。
このクルマを見てしまうと、クラウンやアテンザのデザインはまだまだ未熟だと思いますね。この2台はフロントデザインから沸き起こる雰囲気でデザインを作っています(ドイツ車や日本車の王道のパターン)。しかしこの新型ISはフロント(グリルとライト)だけでなく、サイドの後方のリアランプからリアドアへと流れるラインも強烈で、前後にデザインの強烈な特徴を別個に置くことで、クルマの「面」が生み出す表情がとても豊かになっています。間違いなくセダンのデザインのターニングポイントになる名車として歴史に名を残すクルマだと思います(ダサい格好して乗るクルマじゃなくなりましたね・・・)。
このクルマをクラウンを見る目で「ダメだな〜」という声も早くもありますが、これは絶対にダメじゃないクルマだと断言できますね。レクサスの価格に見合うクルマを追求したこのデザインはブランドを考えるととてもいいと思います。アテンザやクラウンは、インパクトは確かにありますが、どこかで過激さを押さえた絶妙なデザインにまとめていると思います。下品か上品かでいえばどちらも上品なクルマになっています。このISは世界で最も高価なDセグセダンなので上品だけじゃ「お話にならない」です。スペシャリティが無ければ絶対に売れない時代(ベンツもBMWもブランド名だけで売れる時代ではない)ということを必死で体現しているデザインですね(必死な感じありますよね?)。
批判もされたり、コアなファンの期待に応えたりでレクサスというブランドもなんだかんだで急成長を遂げていますね。キャデラックATSが日本で発売されますが、この新型ISと並んだらもはや「普通のセダン」です。現行ベンツCクラスなんてもっと悲惨な状況になるでしょう(もともと平凡なデザインだし)。「プレミアム」ってなんだ?ってことになります。とにかく新型ISは優雅なクルマです、下手すると「東アジア的な成金主義のクルマ」とか言われるかもしれません(日本のアンチの方々に)。それでもドイツやアメリカのメーカーが「これが本物のプレミアムだ」とばかりに持ってきたクルマを、日本車が圧倒するなんて10年前には考えられない展開ですよね?日本車好きとしては、この状況(あくまで予想ですが)にとてつもない「カタルシス」を感じるわけです。
このクルマを見てしまうと、クラウンやアテンザのデザインはまだまだ未熟だと思いますね。この2台はフロントデザインから沸き起こる雰囲気でデザインを作っています(ドイツ車や日本車の王道のパターン)。しかしこの新型ISはフロント(グリルとライト)だけでなく、サイドの後方のリアランプからリアドアへと流れるラインも強烈で、前後にデザインの強烈な特徴を別個に置くことで、クルマの「面」が生み出す表情がとても豊かになっています。間違いなくセダンのデザインのターニングポイントになる名車として歴史に名を残すクルマだと思います(ダサい格好して乗るクルマじゃなくなりましたね・・・)。
2013年1月30日水曜日
新型レクサスISは新たな伝説となるか?
今年もいいクルマが出てくるようだ。最近のトヨタ車のフロントデザインは「斬新」なものが多いが、アメリカ人がこういうの好きなのかな?くらいの印象で全然食指が動かない。なぜか国内専用のクラウンまで強烈な表情に変わった。新型アテンザのデザインに群がる日本人の嗜好から、セダンの理想型(イデア)はBMW的なデザインに占められているようだ。そこでクラウンもわかりやすくアウディ的な要素を取り入れて(多少物議をかもしたが)、無事に「モデルチェンジ(イメチェン)」を果たせたと思う。アテンザにしろクラウンにしろかなりカッコいいことは否定しないが、どこか手放しで評価できない想いがある。2台ともに日本を代表するクルマなのだからもっと「日本らしさ」で勝負して欲しかったというのが個人的な感想だ。
そんなタイミングで5月の発売が発表された新型レクサスISのデザインのフロントデザインは、アテンザやクラウンがどこかへ忘れてきた「日本らしさ」を見事に表現している。具体的にいうとヘッドライトの下側に細いLEDがついているが、これがデザインの肝で、「小振り」なヘッドライトがよく引き立っている。ヨーロッパデザインからはだいぶ距離がある「日本」的な表情が素晴らしい!今乗っている2代目アテンザを見た時に受けた熱いものを感じるのだ!
近年はヘッドライト周りを下品なまでに強調するデザインがメルセデスや日産、スバルで多くみられる。ライトが大きすぎてややボディとのバランスを欠いていると感じてしまう。シーマにしろフーガ、ティアナ、レガシィにしろ表情が強烈すぎてボディに伸びやかさを感じない。5ナンバーセダンをそのまま膨らませたような印象なのだ。また日産の新型シルフィは小型セダンとして期待したが、やはり完全にヘッドライトが浮いてしまって他の部分の出来はいいと思うのだが、とても残念なデザインになっていると自分は思う。
新型ISはデザインだけしかまだ判断材料がないが、レクサス史上の最高傑作といえるほど画期的なクルマになっていると思う。目が細くてどことなく控えめで彫りが浅い印象がある表情はこれまでのクルマには見られないまったく新しい印象を受ける。レクサスの新型グリル戦略が実を結んだ最初の傑作デザインとして歴史に刻まれるクルマになると思う。レクサスはMCでフロントをいじったりするようだが、このデザインは次のFMCまで6年くらい通用すると思うので、そのまま売り続けてほしい。価格は高いのはわかっているが、それでも所有してみたいと思えるクルマだ。正直言って初めて買ってもいいかなと思えるレクサス車だ。レクサスは日本にいらないと思ってましたが、マツダ以外の他社のやる気のなさを見ていると、とても誠実なブランドに思えてきた。頑張って買ってみたいと思う。
そんなタイミングで5月の発売が発表された新型レクサスISのデザインのフロントデザインは、アテンザやクラウンがどこかへ忘れてきた「日本らしさ」を見事に表現している。具体的にいうとヘッドライトの下側に細いLEDがついているが、これがデザインの肝で、「小振り」なヘッドライトがよく引き立っている。ヨーロッパデザインからはだいぶ距離がある「日本」的な表情が素晴らしい!今乗っている2代目アテンザを見た時に受けた熱いものを感じるのだ!
近年はヘッドライト周りを下品なまでに強調するデザインがメルセデスや日産、スバルで多くみられる。ライトが大きすぎてややボディとのバランスを欠いていると感じてしまう。シーマにしろフーガ、ティアナ、レガシィにしろ表情が強烈すぎてボディに伸びやかさを感じない。5ナンバーセダンをそのまま膨らませたような印象なのだ。また日産の新型シルフィは小型セダンとして期待したが、やはり完全にヘッドライトが浮いてしまって他の部分の出来はいいと思うのだが、とても残念なデザインになっていると自分は思う。
新型ISはデザインだけしかまだ判断材料がないが、レクサス史上の最高傑作といえるほど画期的なクルマになっていると思う。目が細くてどことなく控えめで彫りが浅い印象がある表情はこれまでのクルマには見られないまったく新しい印象を受ける。レクサスの新型グリル戦略が実を結んだ最初の傑作デザインとして歴史に刻まれるクルマになると思う。レクサスはMCでフロントをいじったりするようだが、このデザインは次のFMCまで6年くらい通用すると思うので、そのまま売り続けてほしい。価格は高いのはわかっているが、それでも所有してみたいと思えるクルマだ。正直言って初めて買ってもいいかなと思えるレクサス車だ。レクサスは日本にいらないと思ってましたが、マツダ以外の他社のやる気のなさを見ていると、とても誠実なブランドに思えてきた。頑張って買ってみたいと思う。
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