デザインが!というより、メインカラーをグリーン(ダークエメラルドマイカ)にしたことからちょっとした物議を醸しました・・・さすがトヨタの炎上商法。そして予想を越える「パクリ!パクリ!」の大合唱が本格的な批判へと変わる直前という絶妙なタイミングで、そんな声を打ち消すかのように某自動車メーカーのスキャンダルが明らかになりました(変な陰謀論をでっち上げるな!)。
トヨタ・パッソはダイハツが中心になって開発したクルマですが、ダイハツは元々欧州市場でも存在感を放っているメーカーですから、その設計もグローバルAセグメント車としてしっかりとトレンドを押えつつ、日本のユーザー向けにも十分に訴求できるパッケージになっていると思います。いわゆる世界でも最も畏敬の念をもたれている「日本式コンパクト」の王道ですね。もちろんステータスもバッチリで、そもままバッジを付け変えればフィアットブランドでもVWブランドでも十分に通用するくらいに隙がないとても良いデザインです。
さすがはトヨタの拡販車種というべきか、グレード分けが細かくて多過ぎてどれが一番安くてどれが一番高いのかがちょっとよくわからないです。基本的にはX→X"S"→X"Lパケ"→X"Lパケ・S"→X"Gパケ"と5段階もあって、それぞれに2WDと4WDがあって、さらにデザイン違いの「モーダ」「モーダ・S」「モーダ・Gパケ」があって・・・。モーダに関してはルーフの塗り分けを含めるとカラーバリエーションが18種類もある!!!100万円そこそこの価格設定なのですが、これだけ選べるならばほぼオーダーメイドの感覚です。
トヨタのHPをじっくり見てみると、採用されている新技術があれこれと片っ端から書いてあります。ちょっとビックリですが、フロントのフェンダー周りのパネルとテールゲートはなんと!!!樹脂製なんだそうです。ダイハツと言えば、外板パネルを交換出来るという新機軸を投入したコペンが思い浮かびますが、トヨタ傘下の小型車メーカーとして軽量化ならどこにも負けない技術があるのだと思います。プリウスの為に湯水のように資金を注入して築き上げた軽量化技術(HVなのにガソリン車より軽いって!?)をこのパッソでも使って、さらにBMWにも売る・・・さすがはトヨタ!!!商売上手です。
小型車の内装デザインも、各社がここ数年でさんざんに競ってきたので、センス抜群ですね・・・。これだけの量販モデルだと、中古車も相当な数があるわけですが、なんといっても故障しませんから、中古車の引きも多くて価格は割と高め。そしてセンスに敏感な女性ならば、内装がちょっと古臭い80万円の中古車よりも、改良に改良を重ねた最新型の方がいい!だって120万円くらいですから!!!新車で600万円する高級車は、新陳代謝が遅くて中古で200万円で買った方が断然にお得感がありますけど、小型車市場は新車がどんどん売れる仕組みが出来てます。
個人的にこのクルマは好きですね。「コンパクトに徹しろ!」という姿勢が上手く現れていると思います。最近のAセグBセグは少々オーバースペック気味なモデルばかりがもて囃される風潮があって、それがあまり好きじゃないです。例えばマツダのデミオ・・・。明らかに車体から「高速道路はご遠慮ください!」といった感じですが、そこにディーゼルを載せて高速燃費を主張してますが、ちょっとどうか?と思いますね。高速道路が怖いといっている層のほとんどが小型車ユーザーですからね・・・。
私も免許取りたての頃に乗っていたトーションビームの5ナンバー車は、雨天の高速道路ではもの凄く怖かったです。新潟ー富山の県境にある親不知付近の北陸自動車道で集中豪雨に遭遇しまして、50km/h規制がかかっているのに、大型トラックが90km/hでバンバン行き交うわけですよ。とりあえず後ろから突っ込まれたら一貫の終わりですから、ハザードを付けながら次のICまで必死で走りましたよ。「後ろからつっこまれたら終わり」ってのは、後ろからピストルと突きつけられながら運転しているみたいなものです。この旅行以降は一度もコンパクトハッチバックで高速道路を走ったことはないですね。
だから・・・スイフトに1.6Lエンジン載せて高速でも走りやすくしたり、ポロに1.8Lエンジン載せたりするのは、サーキットで使うでも無い限りは完全にオーバースペックだと思うのです(存在を否定はしませんけど)。コンパクトカーの本来の機能の範疇(買い物&送迎)ならば、1L&CVTがおそらくベストで、HVも不要では?という気もします。
・・・しかしそんな機能性抜群の日本のコンパクトカーが「日本車の顔」になっていて、輸入車好きの批判の矢面に立たされたりしてます。BMWやアウディといいたドイツのアウトバーン・ツアラーの相手にするならさ、コンパクトカーじゃなくて、スカイライン、アテンザ、レクサスIS、マークX、オデッセイ、プレマシー辺りと比較してくれねーかな? クルマ雑誌の記事とか読みながらいつもそう思いますね。メーカーもユーザーも非常に「まとも」なんですけどね。一部のライターとクルマ好きが自分達の都合がいいように全てを曲解してしまって話をややこしくしていることに気がついてくれ〜・・・!!!
リンク
「最新投稿まとめブログ」
2016年4月26日火曜日
2014年6月23日月曜日
ダイハツ・コペン 「ホンダS660なんて全く眼中にない!?」
かつてはいろいろなメーカーから「軽オープン」が発売されていたようですが、現在では全メーカーから揃ってラインナップ落ちしていて、新車で買いたくても買えない状態が続いていましたがいよいよ先陣を切ってダイハツから「コペン」が発売されました。注目の新デザインは、昨年の東京MSで公開されたプロトモデルよりも、全体的に仰々しくて手数をかけているのがわかる印象のものになりました。特にヘッドライトやフォグランプ、グリルなどのフロントデザインの各部が複雑に絡み合っていて、ダイハツの「妥協はなし!」という決意が伝わってきます。東京MSではパネル取り替えパフォーマンスがとても盛況だったのですが、肝心のデザインがややパンチ不足かなという印象があったので、これはこれで良い方向なのではないかと思います。
最初から「少量生産です!」と言い切ってしまっているダイハツの意図はちょっとよくわかりませんが、「たくさん出回らないので安心して買ってください!」といったところでしょうか。本体価格180万円はあくまで「オープンモデル」というのが前提であり、「オープンにこだわらない」ならば車格を考えるとなかなかシビアな価格設定なので必ずしも安いとは言い切れないです。そもそもルーフをほとんど開けないけどコペンを買うという人は、クルマの選択において重大な瑕疵(勘違い)があるのかもしれませんが、実際に街でみかけるコペンのルーフが開いているケースってとても少ないです。もしダイハツに死角があるとすれば価格設定でしょうか?
軽自動車規格は全幅×全長が「1480×3400mm」に制限されていて、ほとんどの軽自動車が規格目一杯に設計されています。一方で普通車はというとグローバル化の流れから、どんどん巨大化していて、初代コペンが発売された2002年には、5ナンバーだった9代目ファミリア(全幅1695mm)が、今では3代目アクセラとなって、全幅1800mmまで拡大しています。確かに軽自動車の比率は目に見えて上がってきましたが、コペンのようなスペシャルティカーはワイド&ローのトレンドへと突き進んでいます。そんなクルマに軽規格で対抗するためのデザイン上の工夫も見られます。「下膨れ」になっているグリルはデザインの視点を低いところへと誘導し、不思議とトレッド幅が広そうに見えます。
また両サイドに縦に長い車幅灯を採用したことで、新型キャデラックCTSなども同様の効果を狙ったデザインなのかもしれませんが、中央よりも両サイドを強調したデザインを構築していて、「ワイド&ロー」の視覚効果を生んでいます。ただしフェイスのデザインでワイドを強調してしまったのがやや仇となってしまっていて、サイドシルエットを見るとやはり違和感のある短いホイールベースのインパクトで、急に「やっぱりKカーなんだな・・・」という現実に連れ戻されちゃうかもしれません。この辺はクルマのキャラクターとして前向きに考えるべきでしょうけど。
新型コペンの一番のこだわりはやはり「グレード設定」で、「ローブ」という通常グレードが発売され、秋頃に「Xモデル」というDIY派が注目する外板を交換できる「着せ替えモデル」が追加されます。外板が簡単に交換できるということは、5年10年と経ってくたびれてきた塗装を、新車同様のピカピカのものに出来るということですから、クルマをキレイに保つことが好きな人にとってはこの上ない長所だと思います。これまで1回目か2回目の車検で乗り換えるという人が多く、クルマ選びでも常に「リセール」が前提だったりした日本のクルマを巡る商習慣を大きく変えるきっかけになるクルマかもしれません(より一層クルマが売れなくなるかもしれませんが)。
さらに来年には、「ローブ」にボディデザインの違うタイプが追加されるという発表も行われました。今回発売される「ローブ」や秋に出る「Xモデル」のフロントマスクは主張が強いデザインで、これは案外と女性にウケるのではないか?という気もするのですが、来年発売されるモデルは、先代のヒットにもつながったヘッドライトが丸目の「穏やか」なデザインになるようです。さらにダイハツが「上手い!」のが、3モデルの発売をずらすことで、一過性の人気に終わらせないというだけでなく、今回発売された「ローブ」は来年発売される丸目のモデルへと外板を貼り替えることができる!ということです。つまり「Xモデル」だけでなく「ローブ」のお客も外板が痛んできたら、交換するだけで簡単に「新車同様」の見た目になりますし、しかもヘッドライトの形状から全く違う「別のデザイン」へ変えることで、「新型に乗り換える」気分が味わえるわけです。
当初「着せ替え」と聞いて、スマホじゃないんだぞ!と反発を感じた自動車ファンもいたでしょうが、いまさらですが「これはスゴいことだ!」と声を大にして、いろいろな人に勧めてあげたいクルマじゃないかと思います。アルファロメオ4C(そしてこのコペン)のように全身をCFRPで固めたスポーツカーは、今後はもっともっと増えていくと思いますが、このコペンもその恩恵もあってか電動ハードトップを備えていながら、総重量はホンダのN-ONEとほとんど変わらない850kgに収まっています。スポーツカーで見ればスズキのエンジンを積んだケータハム160は車重500kgで、日本の軽自動車の「自主規制」を無視して80psまでエンジンパワーを上げていまので、スポーティという意味では特に「ストイックさ」は発揮されていないのですけど、このケータハム160と並んで「軽自動車」の枠組みをどんどんと変えて行きそうな可能性を、この「コペン」には感じます。ダイハツは素晴らしいです!
リンク
「最新投稿まとめブログ」
最初から「少量生産です!」と言い切ってしまっているダイハツの意図はちょっとよくわかりませんが、「たくさん出回らないので安心して買ってください!」といったところでしょうか。本体価格180万円はあくまで「オープンモデル」というのが前提であり、「オープンにこだわらない」ならば車格を考えるとなかなかシビアな価格設定なので必ずしも安いとは言い切れないです。そもそもルーフをほとんど開けないけどコペンを買うという人は、クルマの選択において重大な瑕疵(勘違い)があるのかもしれませんが、実際に街でみかけるコペンのルーフが開いているケースってとても少ないです。もしダイハツに死角があるとすれば価格設定でしょうか?
軽自動車規格は全幅×全長が「1480×3400mm」に制限されていて、ほとんどの軽自動車が規格目一杯に設計されています。一方で普通車はというとグローバル化の流れから、どんどん巨大化していて、初代コペンが発売された2002年には、5ナンバーだった9代目ファミリア(全幅1695mm)が、今では3代目アクセラとなって、全幅1800mmまで拡大しています。確かに軽自動車の比率は目に見えて上がってきましたが、コペンのようなスペシャルティカーはワイド&ローのトレンドへと突き進んでいます。そんなクルマに軽規格で対抗するためのデザイン上の工夫も見られます。「下膨れ」になっているグリルはデザインの視点を低いところへと誘導し、不思議とトレッド幅が広そうに見えます。
また両サイドに縦に長い車幅灯を採用したことで、新型キャデラックCTSなども同様の効果を狙ったデザインなのかもしれませんが、中央よりも両サイドを強調したデザインを構築していて、「ワイド&ロー」の視覚効果を生んでいます。ただしフェイスのデザインでワイドを強調してしまったのがやや仇となってしまっていて、サイドシルエットを見るとやはり違和感のある短いホイールベースのインパクトで、急に「やっぱりKカーなんだな・・・」という現実に連れ戻されちゃうかもしれません。この辺はクルマのキャラクターとして前向きに考えるべきでしょうけど。
新型コペンの一番のこだわりはやはり「グレード設定」で、「ローブ」という通常グレードが発売され、秋頃に「Xモデル」というDIY派が注目する外板を交換できる「着せ替えモデル」が追加されます。外板が簡単に交換できるということは、5年10年と経ってくたびれてきた塗装を、新車同様のピカピカのものに出来るということですから、クルマをキレイに保つことが好きな人にとってはこの上ない長所だと思います。これまで1回目か2回目の車検で乗り換えるという人が多く、クルマ選びでも常に「リセール」が前提だったりした日本のクルマを巡る商習慣を大きく変えるきっかけになるクルマかもしれません(より一層クルマが売れなくなるかもしれませんが)。
さらに来年には、「ローブ」にボディデザインの違うタイプが追加されるという発表も行われました。今回発売される「ローブ」や秋に出る「Xモデル」のフロントマスクは主張が強いデザインで、これは案外と女性にウケるのではないか?という気もするのですが、来年発売されるモデルは、先代のヒットにもつながったヘッドライトが丸目の「穏やか」なデザインになるようです。さらにダイハツが「上手い!」のが、3モデルの発売をずらすことで、一過性の人気に終わらせないというだけでなく、今回発売された「ローブ」は来年発売される丸目のモデルへと外板を貼り替えることができる!ということです。つまり「Xモデル」だけでなく「ローブ」のお客も外板が痛んできたら、交換するだけで簡単に「新車同様」の見た目になりますし、しかもヘッドライトの形状から全く違う「別のデザイン」へ変えることで、「新型に乗り換える」気分が味わえるわけです。
当初「着せ替え」と聞いて、スマホじゃないんだぞ!と反発を感じた自動車ファンもいたでしょうが、いまさらですが「これはスゴいことだ!」と声を大にして、いろいろな人に勧めてあげたいクルマじゃないかと思います。アルファロメオ4C(そしてこのコペン)のように全身をCFRPで固めたスポーツカーは、今後はもっともっと増えていくと思いますが、このコペンもその恩恵もあってか電動ハードトップを備えていながら、総重量はホンダのN-ONEとほとんど変わらない850kgに収まっています。スポーツカーで見ればスズキのエンジンを積んだケータハム160は車重500kgで、日本の軽自動車の「自主規制」を無視して80psまでエンジンパワーを上げていまので、スポーティという意味では特に「ストイックさ」は発揮されていないのですけど、このケータハム160と並んで「軽自動車」の枠組みをどんどんと変えて行きそうな可能性を、この「コペン」には感じます。ダイハツは素晴らしいです!
リンク
「最新投稿まとめブログ」
登録:
投稿 (Atom)
注目の投稿
MAZDA・CX-3 (2025年12月グレード改定・2026年2月生産終了)
奇跡の四台 MAZDA・CX-3が2026年2月に生産終了となってしまった。2015年の登場なのだが、屈指の傑作デザインが幸いして10年以上が経過しても古さはない。普遍的な造形美を強く主張していたMAZDAのデザイナーの言葉通りなのだろう、大きなデザイン変更を含むマイナーチェ...
-
奇跡の四台 MAZDA・CX-3が2026年2月に生産終了となってしまった。2015年の登場なのだが、屈指の傑作デザインが幸いして10年以上が経過しても古さはない。普遍的な造形美を強く主張していたMAZDAのデザイナーの言葉通りなのだろう、大きなデザイン変更を含むマイナーチェ...
-
幸せなBセグ・カーライフ 休みの日に奥多摩や秩父周辺をドライブしていると、パワースポットを求めてだろうか、「練馬」「世田谷」「品川」「横浜」の「わ」ナンバーを多数見かける。若者が2〜3人で連れ立って乗ってくる定番のレンタカーはノートe-POWERとアクアが2大勢力のようだ。...
-
経済成長 石破首相の号令のもと、盛んに賃上げが叫ばれていて最高賃金も最低賃金も順調に上昇しているらしい。2010年代の中国で強烈な経済成長を支えてきたギグワーカーのマッチングアプリが、日本でも本格的に普及し始めた。東京ではタクシー、運送、配達で月収60万円稼げるようになり、家...