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2017年9月24日日曜日

マツダCX8「期待の3列も強敵が多い!?」



マツダの新しい戦い

 いよいよマツダから話題の6/7人乗りプレミアムSUV「CX8」が登場しました。マツダにとっては久々の3列シート車の登場で、ここ数年の間にマツダに興味を持ってくれたユーザーとはやや違った客層にマツダ・クオリティは通用するか!?

  2012年のデザインコンセプト転換から、従来の輸入車ユーザーから熱視線を受けるようになったみたいですが、果たして今度は輸入車ユーザーとは違って「本物の良さがわかっている」トヨタユーザーの注目を集めることができるでしょうか!? 輸入ブランドから乗り換えが多く出たから、トヨタからはもっとごっそりと客がゲットできる!!とマツダが軽く考えていたらおそらくビアンテの二の舞におわるだろうな・・・と思っていましたが、なんかやたらと気合が入ってますね。

  ビアンテの時は、トーションビームのエスティマに対して、マルチリンク装備を謳っていましたけど、ディーラーの人もその説明は全くユーザーには通じず、結局は値引き勝負してた・・・と当時の「自虐」を語ってました。上級のサスを贅沢に使っているのに「なんでエスティマよりも安くなるんだ!?」って話なわけです。

  それから10年が経過し、時代もすっかり変わりました。TNGA車を次々と生み出しているトヨタのモリゾー社長は「トヨタの開発車には、トーションビームは使わない!!」という方針を打ち出したとか。TNGAでトヨタがマツダが信念で使ってきたマルチリンクに匹敵するダブルウィッシュボーンを使い、マツダの設計を踏襲した!?わけではなく、従来の欧州向けトヨタ車に使っていたDWBがTNGAに採用されたようです。

『マツダ方式』が市場を覆っているが・・・


  トヨタがゴルフに対抗するために欧州カローラの初代モデル(カローラランクス)に採用したDWBは、当時欧州で人気だったシビックのアイディアをパクったらしい。世界のCセグでも早い時期から高性能車向け装備だった4輪独立懸架を世界へと拡大しのが、ホンダ、マツダ、スバルなどバブル期の日本で二流だったメーカーで、2003年の5代目VWゴルフもその流れに対抗できずに、日本式Cセグの設計をパクリます。

  マツダが信じた方法がトヨタでもVWでも使われるようになった!!アルファードもハリアーもカムリも、マツダのファミリア/アクセラ基準のサス設計になった・・・わけですが、マツダはその先行者利益を十分に生かすことができるのか!?現行のGJアテンザの時も、ニューモデルマガジンX(西川淳さんなど)にこれ見よがしにサスやダンパーの出来栄えをイジられてなー。まるでマツダ開発陣を挑発するかのように。


カーメディアは「エアサスないの!?」って騒ぐはず

  なんで3列シートでSUVなのに「足回り」の話ばかりなのかっていうと、おそらくベストカーもニューモデルマガジンXもここを突いてくるでしょうから。「なんでマツダはCX8にエアサスを組まなかったのか!?」ってのが素人目にも気になる点です・・・。高級SUVといったら「エアサス」。セダンよりもゆったりとストロークが取れるので、エアサス&可変サスを組み込むことで、クルマの可能性が大きく向上する!!これがSUVの「たった一つ」の正当性を主張できる根拠です。

  SUVというスタイルを選んだ!!しかも本格クロカンのようにラダーフレームを組まずに、オンロード専用ともいえる「モノコック」設計。見た目はクロカン、走行性能は普通乗用車と同じ。しかも重心が高いですから、限界性能は低いし、空気抵抗係数(cd値)も高い。当然に車体重量も大きくエコでもなんでもない。キャビンスペースを評価するならミニバンの方がよっぽど・・・。

  そんな懐疑的な論調が多い中で唯一「SUVにはラグジュアリーな素養がある!!」と信じたランドローバーだけが正確に未来を予知していた!?BMW、メルセデス、ポルシェ(アウディ)が動く!!「エアサスこそがSUVのモダンライフを切り開く」それは決して911やGT-Rのような普遍的なロマンではないかもしれないけども、欧州が!!しかも英国が!!トヨタやホンダよりも合理的に未来のクルマを創造した瞬間だった!!そして、ドイツメーカーみたいに他国の文化をガツガツとパクるのだけがクルマ作りではないって思うよ。


諌山さんの言葉は重かった!!

発表会の時の諌山さん(チーフデザイナー)の目は完全にイっていた!!このCX8はマツダのステージを確実に一歩引き上げる!!マツダは決して悪あがきはしていない!!世界のどこよりも豊かに生活してきた日本だから、自信を持って提供できるラグジュアリーな空間だ!!とでも言いたそうな流暢すぎる主張に痺れました・・・。Lパケに装備されるという「リアルウッド」のインパネ。英国や北欧の伝統的な素材ですが、日本も世界に誇る『木材文化』を持ってます。

英国の名門ウイスキーブランド・シーバスリーガルも、日本に原生するミズナラを使ったビンテージのブレンディッドを作ってます。エアサスはパクらなかったけど、リアルウッドは採用しました!!エアサス装備のかっこいいSUVが欲しければ、ランドローバーのレンジローバー・ヴェラールでも買えばいい!!イギリスのジャガー&ランドローバーと日本のマツダ。今では世界の二大デザインブランドと言っていいくらいに輝いています!!

  おそらくマツダが狙った高級SUVイメージそのままのCX8「AWD・Lパケ」は419万円だそうです。自称・雪道1000kmのK沢さんが「世界一の安定走行!!」と太鼓判を押したCX5由来のAWD技術と、リアルウッドに新しい意匠を施したドアトリムや、パナメーラを思い起こすような2列目のコンソールなどなど、これまでの『Lパケ』をさらに突き抜けたラグジュアリーな質感を追求した『Lパケ』で400万円そこそこならとても納得できるんじゃないでしょうか。

チーフデザイナーの諌山さんは自信満々に「マツダとは」「SUVとは」「クルマとは」そしてデザインコンセプトの「エターナル・エッジ」についても、非常に洗練された言葉で説明していました。「お前ら単調な日常に飽き飽きしてないか!?平日は会社と家との往復、たまの休日にディズニーリゾート、東南アジア旅行、国内の温泉。週末に好きなワインディングロード。・・・悪くはないけどさ、それでも何か足りない気がする人に届けたいCX8!!」なるほど・・・長い人生と時間に絶えずエッジを効かせるデザインを追求したそうですよ!!


 


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2017年4月30日日曜日

マツダCX8 「MPVの復活が決定!!」

   


  「やっぱりマツダは巨艦が似合うブランドだよ。」かれこれ4年以上前になりますが、現行アテンザの実車をマツダのディーラーで間近に見た時にふと思いました。世の中が「大きいクルマはもう不要!!」みたいな空気になっていて、まだ日本に上陸して5、6年しか経ってないのに、V8搭載のレクサスGSや初代フーガ450が100万円代で叩き売りされてましたね・・・。

  ダウンサイジングターボが正義。最先端は1.4Lターボだ!!・・・とカーメディアはそれ一色でしたけども、小排気量ターボがそんなにいいか?もちろん乗りに行きましたよ。は?なにこれ?全然ダメじゃん。エンジン音だけうるさくて全然前に進まないし、40km/h程度で車体はガタガタ。フロントからエンジンに揺すられて、リアゲートもガサガサするから、走ってて「安っぽい乗り味だな」と思いましたよ。こんなクルマなら買う必要ないわ、レンタカーと変わらないし。・・・そんな「失望感」をブログに書いたら、もう袋叩きにされましたよ。→よかったら見てください(ガチギレのコメント集)

  クルマには色々な意見があっていいと思うんですけども、まだ実家に住んでいて若い頃に乗っていたトヨタ製のスモールカー(カローラランクス・Zエアロ)は、良くも悪くも自分なりの「クルマの基準」になりました。「価値あるエンジン」「キャビンの居住性」「高速巡航時の騒音」「リアの限界性能」といった項目で極端なパラメータを持っていたクルマだったので、その後のクルマ選びには非常に参考になりました。一つもムカつくことを言って置くと、ドイツ車の4気筒エンジンは全てこの200万円しないトヨタ車のユニット(2ZZ-GE)に完敗してます。4気筒で高評価なのは「ホンダK20」「アルファロメオ1750TB」「マツダLF-VE」だけですね。

  ただし4気筒でハイチューンのエンジンだと、やはりトルクが不足気味なので、ボデーを大きくできないのが痛いですね。新しい多くの4気筒エンジンはロングストローク化やEGR強化、ミッションとの協調を盛り込んでますし、どうしてもストップ&ゴーが多くなる日本向けはHVがベストチョイスなんですけども、高速道路利用が多い人にはデメリットも多い。実際にティーポが行なった「圏央道一周・経済性対決。(燃費に油種の料金も反映させる)では、「プリウス」を「プジョー308ブルーHDi」が上回るという結果が出ています。イタリア&フランス車メインのティーポというのはややフェアじゃない・・・(ドライバーのさじ加減もあるだろうし)。

  さてグローバルの業績は伸びているものの、果たして中長期的に万全な体制なのか?という点で疑問が残る「迷える子羊」なマツダです。LF-VEを含むMZRエンジンは、英国のスポーツカーメーカーがこぞって使う「世界標準」の名機になりました。ケータハム、ゼノス、ラディカル、ジャガーなどなど。トヨタ(ヤマハ製)の2ZZ-GEも名門ロータスのエンジンを務めてきました。余談ですが酒席などで、日本製エンジンの実力を知らないアホ(年配のおっさん)のクルマうんちくほどウザいものはないですね(忍耐力が鍛えられます!!その分匿名ブログで暴れます)。

  「そっち」のエンジンで「世界標準」をとったマツダですから、直面する新時代のエンジンに求められる課題に戸惑うこともあるでしょう。「将来性がないスポーティなエンジンを作っていた時代の判断ミスだ!!」とか言われてもフォードに命令された通りに、ホンダ、アルファロメオ、ヤマハ、日産などに負けない4気筒を作っただけですから、安易に批判するのはちょっとかわいそうです。

  一般メディアなどでも独自にHVが開発できないマツダのヴィジョンの無さに冷ややかな論調が見られたりしますが、ティーポが示したようにHVが全てではない!!渋滞が嫌いなので休日の昼間には辺境で走るか、クルマに乗らない!!という根っからのドライブ好きにはハイブリッドなんてほとんど魅力ないです。ドライブという「エクスペリエンス」をどれだけ魅力的にできるか!!クルマへの投資価値って突き詰めればそこにある!!単なる「移動手段」ならば中古車でもカーシェアでもレンタカーでもいいわけで・・・。

  例えばスペック表を見て、「最高出力240kw/5500~6500rpm」とか書いてある最近のクルマ・・・。詐欺とは言わないですけど、ユーザーを馬鹿にしてるよなー。弱点をハッキリと自覚していてスペック表でごまかしてます。いいエンジンを作ろうと努力はしない。口先だけでごまかしたブランディング。こんなクソなクルマ商売さっさとやめちまえよ。どこが悪い!!とはあえて書きませんけど・・・日本市場をなめるな!!怒りが収まりません。

  その点マツダ、スバル、ホンダは真面目だなと思います。わざわざユーザーのことを考えて、「P5-VPRS」「EJ20DIT」「L15B」「K20C」などなど少量生産で用意して・・・めんどくせーユーザーをきちんと相手しています。こういうメーカーがやる気になった時に、「豊かなカーライフ」を心から楽しめるクルマが生まれるんじゃないの?

  マツダに新しい動きが出ました!!年内に「日本」で発売する新型モデルは「CX8」で4900mm✖︎1840mmのフラッグシップサイズの3列SUVになるそうです。昨年初頭に販売が終焉したMPVの後継モデルみたいですね。MPVはマツダの役員クラスも愛用してるし、広島県の公用車にもなっている「格式」という意味合いがある車でしたが、やはり後継モデルが必要ってことですね。

  それにしてもマツダの歴代の大型車って全部色気があるよなー。歴代ルーチェ(マツダ版のマジェスタ)、歴代コスモ(マツダ版のソアラ)、センティア、ユーノス800(ミレーニア)もそうだけど、やっぱりMPV(MAZDA8)ですね。特に3代目となるLY系がセクシーです。

  MPVの初代はゴールデンイヤーの前年の1988年に登場。商用車ベースでないミニバンとしては日本初!?翌年にトヨタ・エスティマが登場。この2台は欧州に進出して独自の進化を遂げたので、どこか日本的なミニバンとは距離があるような独特のスタイルをしています。海外市場(主に中国ですね)を重視するあまりMAZDA8はどんどん大きくなりましたが、全長4660mmだった初代が、4860mmになった3代目へと拡大するに従って、非常にまとまりのあるデザインになってますねー。


 

  トヨタのミニバンはどれも顔は目一杯デコりますけど、側面デザインはやや放棄気味。現行アルファードなどは前面と側面は別々の人がデザインしたんじゃないか?ってくらいに違和感があります。なんだか絶壁感が半端ねー。「格式」あるクルマとハイエースのような「商用車」の中間くらいでユーザーを増やそうという優秀なトヨタらしいマーケティングなんでしょうけど。

  現在320万円〜売られているアルファード/ヴェルファイアは、レクサスを除くファミリーカー市場では最高級と考えられていますが、マツダCX8は「300万円台前半〜」とアナウンスされており、このままいくと、アル/ヴェル、エルグランド(320万円〜)、オデッセイ(280万円〜)、プジョー5008(320万円〜)と肩を並べる高額モデルになるんですねー。デザイン&車格で日本市場の頂点に立つファミリー3列車といえば・・・シトロエン・グランドC4ピカソ(365万円〜)ですが、そこに負けないだけのマツダ・デザインが用意されているのかな?東京モーターショーが一気に楽しみになったかも。

↓マツダMPVをフランスメーカーが進化させた感じかも。



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