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3月, 2017の投稿を表示しています

MINIクロスオーバー 「Dオンリー!?」

  日本のファミリー層にとってMINIというブランドはどのように映るのか? 当然ながら賛否両論あるとは思います。例えばヴィヴィアン・ウエストウッドのフルコーデで街を歩けますか?に近い質問かもしれません。ヴィヴィアンに限って言えば、自らのセンスが日本ではある程度まともで、しょっちゅう他人のファッションの粗を探しているような下衆な感性の「自称良識派」には「ナルシストだ!!」と即座に否定されるでしょう。頭ごなしに否定するのにもかかわらず、MINIやヴィヴィアンが無くなった社会に対しては、退屈や不満を感じる・・・案外そういう身勝手な人々が日本の多数派じゃないかなと思うんです。   誰かがヴィヴィアンを着なければ世の中は面白くならないし、誰かがMINIに乗らなければ街の景色はつまらない・・・。特徴もない服を着た人々と、ありきたりなクルマばかりが走る日本の景色は、見ていて気分が沈んでいきますし、社会全体が高齢化へと突き進んでいる現実に直面し、街が「老け込む」のをただ目撃することでしょう。比較的に誰でも選ぶことができるオシャレ。しかし「価格」ではなく「奇抜さ」によって希少性を担保するブランドの「仕事」は、ユニクロやトヨタとは全く別の尺度で考えてあげることが大事ではないかと思うんです。   トヨタが昨年末に発売するやすぐに4万台のオーダーがあったという小型SUVのC-HR。これは!?「伝統のMANETA」では?そういった揶揄は、今回もトヨタの強力なメディア支配によってか?全く聞こえてこないです。競合他社の「あの大ヒットモデル」を相当レベルまでお手本にしているのは誰の目にも明らかだと思うのですが、トヨタが全力を挙げて作った!!圧倒的な動的質感の走りを追求した!!などと「くどい」ほど宣伝した甲斐があったようです。クルマの諸元を見ると、プラットフォーム(TNGA)、パワーユニット、ミッション、サス形式まで、おおよそブランド内の他車と共通で作られたパーツばかりですから、新開発が何もない既存部品を合成した「あり合わせ」の設計です。   トヨタの説明によると、部品の徹底した共通化は開発コストを抑えるのに貢献していて、その分の予算を走りをよくするところに使った!!とのことです。新型エンジンを使わない代わりに、徹底してドライブフィールに影響する部分にお金を使った!!そう言われると納得し...

Eクラス、5er、S90の揃い踏み!!三菱&マツダファンに響け!!

  2017年のWCOTYラグジュアリーカー賞・ベスト3ファイナリストが「メルセデスEクラス」「BMW5er」「ボルボS90」の3台になりました。日本、アメリカ、韓国、イギリスからこのクラスの新型モデルが無かったから順当に決まった!?というわけではなく、一応「リンカーン・コンチネンタル」の復活モデルと、「キャデラックCT6」、「ジェネシスG90」という北米市場の新興勢力も名乗りをあげましたが、どうもWCOTYは欧州車主体で選ばれる傾向がまだまだ抜けないようで、アメ車や韓国車にとってはハードルが非常に高いようです。   部門が乱立するようになって「イヤーカー」には欧州SUVが3台。「パフォーマンスカー」にも欧州スポーツカーばかりが3台。NSXとLCの日本勢は揃って脱落です・・・F1を裏切ったトヨタと、F1の笑い者になったホンダはこの賞にふさわしくない!? 「アーバンカー」にはBMWi3、シトロエンC3とともにスズキ・イグニスが入りました。冴えたデザインに、走りの評価も欧州で上々だそうなのでこれは順当です。欧州市場でとにかく目立って売れないとベスト3には入れないんですね・・・。まあ欧州では何が人気なのかを知るのには適当な存在かもしれません。   日本でもユーザーをそれなりに獲得できそうな「Eクラス」「5er」「S90」です。5m級のフルサイズセダンは日本で走れば存在感は抜群ですし、いわゆる「Eセグセダン」というジャンルは日本でも1960年代からクラウン、グロリア、ルーチェ、デボネアとしてトヨタ・日産(プリンス)・マツダ、三菱が「右肩上がり」の時代のジャパニーズ・ドリームの象徴として開発していました。子供の頃に見かけた高級車。人生の成功者としてそれに乗り込むジェントルマン。いくらSUVやミニバンが快適だとしても、50年続いたイメージは簡単には変わりません。   昨今のさらにラグジュアリーなVIP使用のセダンは、4枚ドアにリアゲートを備えたファストバックスタイルが流行とか言われてますが、ポルシェ・パナメーラ、メルセデスCLS、アウディA7、BMW6erグランクーペ・・・これらはどうやら結局何も生み出すことなく消えていきそうです(この中のどのモデルがブランドの歴史に名を残すというのか!?)。   たぶんわかってくれる人もいるだろう!!と思って書きま...

BMW8シリーズが復活!!「デザインに秘密あり」

  BMWの開発コードが「G」となり、シャシーも刷新されています。前の世代のシャシーを使ったモデルは商業的にはボチボチだったようですが、「出来損ないのクラウン」と「メタボなハチロク」の上・下2つのFRシャシーの個性は極めて薄く、およそスポーティと呼ぶには難がある代物でした。「下」を担当する通称「L7シャシー」は、最終的にはF30系の「4erグランクーペ・Mスポ」の段階で非常に優れたセッティングにまとめ上げられ、フラット感、ハンドリング、アクセルレスポンスなど高いレベルに到達したので、買うなら420i・Mスポかな・・・。   そんなBMWですが、新たに3〜6erを担当することになるらしいFRシャシーが登場しました。新型7erには別のシャシーが使われていて、G30系5erから「3・5併用」のシャシーが採用されています。現行のF30系3erリムジンではなんとも収まりが悪かった足回りも、いよいよアウディA4、ジャガーXE、メルセデスCクラスと同格となるフロントにダブルウィッシュボーンを配した設計に変わる可能性も出てきました。ただしフロントサスは同じシャシーでも変えられるようで、プジョー508などはグレードで使い分けていますし、同じプラットフォームを使っていた「ジャガーXタイプ」と「マツダ・アテンザ(GG系)」は、ジャガーはストラットで、マツダがダブルウィッシュボーンを使うという変化球でした。   このまま次期3erにもG30系5erと同じ足回りが使われるなら、F30系3erの課題の一つである、少々ラフすぎる操舵が改善されるかも(案外狙ったところに行かない)。BMW好きの人には「コイツは何言ってんだ!?」ってムカついているかもしれないですけど、レクサスIS・Fスポとスカイラインの「ステアバイワイア」の前に何ら抵抗もできなかったのも事実。あれ?あれれ?もう直6ターボモデルなら挽回できるっているレベル差じゃなかったです。次期3erはさらに4700mm前後くらいまでボデーが拡大されるのかな?ホイールベースを伸ばすならもうサス変えるしかないかも。スバルWRXのサイズならストラットでもいいかな?って思いますけど。   さっきも書きましたが、個人的には「420iグランクーペMスポ」という落とし所はBMWを日本で愉しむにはアリだと思います。「BMWは5erから!!」とか言ってく...

BMW5シリーズ(G30系) 「個性的な堅実さ・・・そして歴史的名車の予感」

  BMWの新型5シリーズが発売されましたが、予想以上に・・・地味ですね。でもこれでいいと思います。アウディ(A6)、メルセデス(Eクラス)、レクサス(GS)などは完全に「見失って」ますよ・・・セダンってどんなだったっけ? 2011年にレクサスGSがアウディに影響されて奇抜なグリルを使い出した頃からでしょうか? どこぞのコンサルタント会社の提言なのか? 奇才デザイナー福井得雄氏の専制なのか!? 「力入り過ぎ」で「狙い過ぎ」で・・・少々痛々しいデザインが氾濫した結果、いつしか「幼稚?」になってしまったEセグメントセダンの現状に「警鐘を鳴らす」という意味では、今回の新型5erは非常にタイムリーで素晴らしいクルマじゃないでしょうか? (Eセグを欲しがるユーザーはアホだ!!という意味ではないです・・・悪しからず。)   しばしば「ブタ」とか悪態をつかれるBMWのキドニー・グリルですが、他のプレミアムブランドの特にグリルデザインはどれも「ちょっと大き過ぎでバカっぽくない!?」と感じる人には納得頂けると思いますが、なんだかんだいってもBMWのキドニーはとても上品です。アウディやジャガーはちょいデカ過ぎ。メルセデスはムダに突き出した感じが少々安っぽい。そして大問題なのがレクサスとキャデラックなんですが、この2ブランドはもうなんだか直視できないレベルに破綻しちゃっている(気がするのは私だけ?)!!デザインだけで判断するべきではないですけど・・・コイツらはアメリカだけ走ってろ。   「これら」のクルマは一般的なイメージでは「お金持ち」のクルマなので、庶民感覚でメチャクチャに評されてもブランドにとっては結構な迷惑なんでしょうけど、そこそこの年収がある人々に、なんとかローン組ませて売り込めるくらいのギリギリの600~700万円で勝負したい!!という下心がデザインからも価格設定からも見え見えじゃないかと・・・(7erのDMは来ないけど5erのDMはたくさん来るし)。   スペック的にもちょっと残念なことに、もうすっかり「直4ターボ」が定番になってきたフルサイズセダン。実はEセグセダンはアメリカでも完全に下火になっていて販売減が止まらない!!ようで主戦場は完全に中国へ移っています。メルセデスEクラスもキャデラックCTSも開発を担当する部門がマーケットの関係上中国へ移されていて、そ...