2013年にフルモデルチェンジで登場した現行レクサスISはなかなかセンセーショナルな存在でした。商売上手なトヨタが手際良い事やっているな〜!!と揶揄する向きもあったかもしれないですが、デザインも技術面も作り手の非常に高い意識が見られた1台だったのは間違いないです。日本のカーメディアは渋いレビューばかりが並んでましたが、アメリカでは「これがレクサス!?ちょっとしたサプライズだ!」といった讃辞が送られました。
レクサスISが「カッコいい」「クール」かどうか?は人によってかなり意見が分かれるとは思いますが、このクルマが「平凡ではない」ということは示されているのかな?と思います。このクルマでデート・・・。もちろんTPOってのはありますけども、大筋ではOKなんじゃないですかね。かつての定番車ソアラなんかと肩を並べるようなラグジュアリー感もしっかり漂っていて、「ハイソサイエティ」でかつ「プライベート」なクルマになってます。
ちょっとクルマの本質とは逸れるかもしれないですが、現代の人々は「21世紀のソアラ」なんて全く求めてないのかな?という気がしないでもないです。ソアラの時代とは違って、マトモな人ならば、クルマを使ってナンパをするなんてことは考えなくなってきました。昔と違って今ではクルマを使って知らない人に声をかけるのは、犯罪の匂いがプンプンするわけですよ(そう思わない人はちょっとヤバい。)。未成年者や女性を拉致する(もちろん犯罪です!)のにクルマを使う輩は後を絶ちませんし、中にはナンパを無視されてクルマで轢き殺そうとしたなんて「言語道断」な事件も・・・。悲しいことですが、「モテ車」ってのは、もはや「拳銃」と同じくらいに犯罪の引き金になってしまう時代です。
それとは全く別のことですが、ソアラのような「モテ車」を見るだけで心が動いちゃうようなバブル的な価値観のババアってのは、単に「うっとおしい」だけなので、世の中の男性からは徐々に敬遠されてきています。そういう女性は大抵は「商業主義」にコントロールされて、下らない消費行動を続けるので、例外なくカネに困ったりしている。そんなツマラナイ女性と日々を過ごして貴重な時間を無駄にするなんて本当にバカバカしいことです。そんな女性に関わって人生を消耗するのはさっさと止めて、ノートでもジムニーでもとても嬉しそうに乗ってくれる「かわいい」女性を見つけた方が絶対にいい!そういう時代ですよ・・・たぶん。
レクサスISの日本市場での伸び悩みの理由を「むりやり」考えるとそんなところでしょうか・・・あくまでむりやりです。「価格が高過ぎる」というのはとりあえず理由になっていないです。レクサス車は「相応の価格のクルマが欲しい!」って声を最初から狙ったブランドです。「高過ぎる」と感じてしまう人は、レクサスを所有することで得る便益を十分に使い切れない人だと思います。このISは、ゴルフ、レストラン、ホテルといったレジャーを利用するための「道具」と考えれば、かなりお買い得な部類なはず。もちろん私は全然使える自信が無いのでISの購入はとりあえず考えてません。
実はその「便益」にもどうやら逆風が吹いているように思います。例えば東京近郊に住んでいる人々にとっては、日常の「生活の場所」と非日常の「レジャーの場所」が物理的にどんどん離れていっています・・・レジャーのパラダイム変化が起きています。どっかの都知事のように毎週ごとに湯河原行けば満足というならいいですけども、今では沖縄、長崎、高知といった最果ての地に手軽にLCCで飛んで行ける時代になって、求めるレジャーが質的に大きく変化を起こしました。私はJR九州の豪華レジャー列車に乗りたいとは思いませんけども、東京から800km、1000kmといった距離を挟むことで、東京の風景との「同質性」がだいぶ薄まります。人にもよりますけど、そういう空間で過ごすことが「レジャー」じゃないかと。そしてそれを一度でも実感すると、軽井沢や南房総で過ごすことが安易にレジャーとは思えなくなります(まったくクソみたいな話ですね)。
他にもSUVブームだとか、スポーツカーブームだとか(86にユーザーが流れた!)。とにかくレクサスISが売れる要素がなかなか見出しにくいですね・・・。それでもそこそこ売れているのは、このクルマの素性がとってもいいからなんでしょうけど。大分や熊本や鹿児島といった空港近くに別荘でも構えて、月に2〜3回は成田からジェットスターで片道6000円で飛ぶ。そこにレクサスISを1台置いておく・・・貸別荘の家賃+航空運賃(月3往復×2人)+ISのローンの合計で月額15万円以内で収まれば。数ヶ月ごとに大分、熊本、鹿児島、松山、高松、那覇と拠点を変える・・・こういう別荘ビジネスがあっても良さそうですね。
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