ポルシェ・ケイマン 「よくよく考えるとお買い得にすら見えるが・・・」
ポルシェと言えば日本では「スポーツカー」の代名詞として、一般に認知度が非常に高いブランドですが、近年は日産GT-Rの登場により、その地位にやや陰りが見えているように感じます。ただそんなイメージとは裏腹に、日産との「いさかい」を乗り越えて、ポルシェは以前よりもさらに良いブランドになっているように感じます。
ポルシェが発売している2代目「ボクスター」が発売以来かなり好評のようですが、2代目になって内装のグレードも確実に上がり、「ラグジュアリー・プライベートカー」としての汎用性もかなり高まっていて、ポルシェの最廉価モデルではありますが、それでも十分な「高級スポーツカー」に仕上がっています。スポーツカーを価格で評価するのはやや不本意ですが、ベースグレードで本体価格584万円なら、一般の人にも十分楽しむことができるクルマになっていると思います。この価格でちょっと比較するとたとえば「新型レクサスIS350」や「クラウン3.5アスリート」などが買えます。トヨタの3.5Lモデルは欧州車に対しても優位なポテンシャルを秘めたなかなか魅力的なクルマです。単純にポルシェの2.7Lエンジンだとトヨタ3.5Lのパワーには敵いませんが、車重が300kgも軽いということを想像すると、ボクスターを選ぶ人がいてもおかしくはないと思います。
そろそろ日本にも導入されるであろう「2代目ケイマン」はボクスターをさらにパワーアップさせていて、本体価格はベースグレードで612万円に収まっていて、こちらも「なんとか」手が届きそうな魅力的な価格設定になっています。さらに車重もボクスターとほとんど変わらない程度に抑えられている点は、スポーツカーとしては当然ではありますが、素晴らしいことだと思います。やはり6気筒エンジンを搭載すると車重1500kgの壁を破ることはなかなか難しいらしく、これをクリアしているクルマは恐らく「ボクスター」と「ケイマン」以外には「ロータスエヴォーラ」と「マクラーレンP1/MP4」(V8スパチャーで1336kg!)くらいではないかと思います。エヴォーラはおよそ900~1000万円、マクラーレンは3000万円程度するので、ポルシェの2台はとてもお買い得ですし、1300kg台のクルマが6気筒エンジンで加速できるというだけでも、わくわくできる十分に価値のあるクルマではないでしょうか?
ボクスターとケイマンはBMWの直列6気筒(3L)モデルと比べても200kgは軽く、しかも価格はほぼ同じということで、1シリーズ・3シリーズクーペのスポーティな設定は存在意義そのものが、ポルシェの戦略によりほとんど無くなったと言えます。今年WCOTYのデザイン賞を取ったジャガー「Fタイプ」も近々日本に導入されるようですが、こちらはトレッドを広く取っていて車重は1500kgを超えています。ジャガーとポルシェではスポーツカーに対する考え方が大きく違うようなので「Fタイプ」がダメということではないですが、最新の設計を駆使したスポーツカーでも従来からの大幅な軽量化はかなり難しいようです。このポルシェの価格&軽さ&パワーを兼ね備えた「絶対領域」に同等の価格設定で入っていけそうなメーカーはおそらく「ホンダ」くらいではないかと思います。
↓このクルマもっと騒がれてもいいくらいだと思います。
ポルシェが発売している2代目「ボクスター」が発売以来かなり好評のようですが、2代目になって内装のグレードも確実に上がり、「ラグジュアリー・プライベートカー」としての汎用性もかなり高まっていて、ポルシェの最廉価モデルではありますが、それでも十分な「高級スポーツカー」に仕上がっています。スポーツカーを価格で評価するのはやや不本意ですが、ベースグレードで本体価格584万円なら、一般の人にも十分楽しむことができるクルマになっていると思います。この価格でちょっと比較するとたとえば「新型レクサスIS350」や「クラウン3.5アスリート」などが買えます。トヨタの3.5Lモデルは欧州車に対しても優位なポテンシャルを秘めたなかなか魅力的なクルマです。単純にポルシェの2.7Lエンジンだとトヨタ3.5Lのパワーには敵いませんが、車重が300kgも軽いということを想像すると、ボクスターを選ぶ人がいてもおかしくはないと思います。
そろそろ日本にも導入されるであろう「2代目ケイマン」はボクスターをさらにパワーアップさせていて、本体価格はベースグレードで612万円に収まっていて、こちらも「なんとか」手が届きそうな魅力的な価格設定になっています。さらに車重もボクスターとほとんど変わらない程度に抑えられている点は、スポーツカーとしては当然ではありますが、素晴らしいことだと思います。やはり6気筒エンジンを搭載すると車重1500kgの壁を破ることはなかなか難しいらしく、これをクリアしているクルマは恐らく「ボクスター」と「ケイマン」以外には「ロータスエヴォーラ」と「マクラーレンP1/MP4」(V8スパチャーで1336kg!)くらいではないかと思います。エヴォーラはおよそ900~1000万円、マクラーレンは3000万円程度するので、ポルシェの2台はとてもお買い得ですし、1300kg台のクルマが6気筒エンジンで加速できるというだけでも、わくわくできる十分に価値のあるクルマではないでしょうか?
ボクスターとケイマンはBMWの直列6気筒(3L)モデルと比べても200kgは軽く、しかも価格はほぼ同じということで、1シリーズ・3シリーズクーペのスポーティな設定は存在意義そのものが、ポルシェの戦略によりほとんど無くなったと言えます。今年WCOTYのデザイン賞を取ったジャガー「Fタイプ」も近々日本に導入されるようですが、こちらはトレッドを広く取っていて車重は1500kgを超えています。ジャガーとポルシェではスポーツカーに対する考え方が大きく違うようなので「Fタイプ」がダメということではないですが、最新の設計を駆使したスポーツカーでも従来からの大幅な軽量化はかなり難しいようです。このポルシェの価格&軽さ&パワーを兼ね備えた「絶対領域」に同等の価格設定で入っていけそうなメーカーはおそらく「ホンダ」くらいではないかと思います。
↓このクルマもっと騒がれてもいいくらいだと思います。
ホンダといえばF1復帰するようですね!
返信削除そろそろ「いいクルマ」を日本でも売り出してくれそうですね。
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